社員のこだわりや達成感から、自分が働く未来を想像してみてください。
みなさん、こんにちは。2013年入社、グローバルマーケティングDX推進局でマーケティングプラニングディレクターをしている阿部 佳織です。幼少期に10年ほど海外に住んでいたこともあり、「グローバルで活躍したい」を軸に就職活動を進めていたところ、マーケティング領域に興味を持ち、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズへの入社を決めました。
入社後は、消費財を中心に日本国内の企業・ブランドの戦略策定業務に携わり、マーケティングやコミュニケーションプラニングの基本を学びました。2016年からはデータマーケティングを担当する部署に異動し、国内を中心に不動産、保険業界のデータマーケティングや、アプリの事業計画も経験し、デジタル・データを使ったマーケティングを経験しました。
グローバル領域に本格に取り組み始めたのは2019年からです。現在は台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシアなど各国の博報堂グループ組織と連携しながら、社内外のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援しています。

各国の市場や文化への理解を深め、
リスペクトを忘れず協業していく
近年では博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの業務の多様化に伴い、ひとくちにストラテジックプラニング職といってもその役割が多様化しています。私が所属するグローバルマーケティングDX推進局は、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの海外拠点におけるデジタルトランスフォーメーションの基盤を構築し、その先のクライアントに価値を提供することがミッションです。
ストラテジックプラニング職として戦略立案も行いますが、海外拠点メンバーの仕事の仕方を学び、関係性を構築したうえで、デジタルトランスフォーメーションを進めるための知識や成功事例を共有して一緒に仕事をつくっていくという、ある種プロデューサーのような側面もあります。
グローバルで活躍するストラテジックプラニング職には、担当する国の市場や文化についてしっかりとメンバーと対話し理解していくことや、一人ひとりにリスペクトを持って協業していくことが重要だと考えています。丁寧なコミュニケーションと、一方の価値観のみで判断しないことを大切にしています。

日本とは異なる生活やインサイトを学び、
施策を考えているとき
担当しているさまざまな国の生活やインサイトについて学び、生活者に合わせたコミュニケーションを考えているときにやりがいを感じます。
海外出張して現地の店舗やマーケットを見に行くだけでも、日本とはまったく異なる学びがあり、プラニングするうえでも刺激になっています。また、デジタルトランスフォーメーションを推進する部門なので、日々新しい事例やトレンドをインプットすることにもやりがいを感じます。どちらかというと好奇心や知識欲求が強いほうで、新しい物事を学んでいくことが好きなので、その点においてもグローバル業務は自分に合っているのかなと思います。
国によってデジタル化の進展状況もさまざまなので、グローバルでデジタルトランスフォーメーションを進めていくのは日本国内以上に難しい部分もあり、なかなかすぐに結果が出る環境ではありません。そんな中、クライアントに提案したデジタル施策が数年越しに採用されて、世の中に出ていくのを見たときは、格別の達成感があります。

自分の好きを突き詰め、人との関わりが好きな人
自分自身が「生活者」として何か好きなものを突き詰めている人と一緒に働けると、お互いに楽しいのではないかなと思います。こういう言い方をすると、本格的に打ち込んでいるスポーツや習い事のように捉えられてしまいがちですが、何か好きで語れるもの、というぐらいのニュアンスです(私も人に話すほど本格的に打ち込んでいる趣味はありません……)。
例えば、好きなコンテンツ、ゲーム、食べ物やブランドについて、なぜそれが良いと思うのか、なぜそれを人に話したいのか、といったことを考えて言語化するのが好きで、それが結局いまの仕事につながっていると感じます。博報堂/博報堂DYメディアパートナーズにはそういった「好き」をいろいろな形で仕事に活かしていく文化があり、そこが魅力だと思っています。
また、グローバルで仕事をしていくうえでは、いろいろな背景の人と関わっていく必要があるので、(グローバルに限らずだとは思いますが)特に人に興味があって、人が好きな人と働けると良いなと思います。

自分が生活者として体験したこと、感じたことを仕事につなげていけばいくほど、日々の仕事が面白くなり、それがまたプライベートにも還元されていく好循環があること。
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