interview 1
同期の気やすさから生まれる新しいアイデア
おふたりの仕事について教えてください。
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渡邊
僕はビジネスプロデュース職(以下、BP職)で、わかりやすくいえば営業です。ただ、何かモノを売るわけではなくて、クライアントのCM制作やメディア運用をはじめ、担当クライアントの側に立ってビジネス全体からコミュニケーションを考えていく仕事と捉えています。 -
山形
僕はメディアプロデュース職です。僕のクライアントにあたるのはメディアで、今は在京キー局を担当しています。例えばBP職のクライアントが、ある番組のCM提供を検討しているという話があれば、スポンサー枠の交渉をテレビ局にします。一方、局が主催するイベントの話が出たときには、BP職が担当するクライアントへBP職と一緒に行って協賛の提案をすることもあります。 -
渡邊
そう、一緒に仕事することがけっこうあるね。それに、BP職もメディアプロデュース職もビジネスを拡大していくという目的は共通しているので、受注・発注の関係性じゃなく、ワンチームという感覚だね。
一緒に仕事するようになったのはいつ頃からですか?
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山形
1年前くらいからですね。僕たちは同期だけど初任配属の時期は仕事が被らなくて、研修やエレベーターで会うくらいで。でも今はがっつりで、ミーティングの席に一平がいることもよくあります。 -
渡邊
同期との仕事はものすごく話が早いから助かるよね。上司や後輩だと躊躇するようなアイデアレベルの相談でも、同期なら「まだよくわからないけど、ちょっと壁打ちしてみる?」って、電話やチャットで話して頭の中を整理できる。あとは、あいつは途中全然連絡がなくても仕事はきちっと仕上げてドカッと送ってくるタイプだな、とか、性格や進め方をわかってたりするから不安にならないのも大きい。 -
山形
僕らふたりはお互いお酒が好きで、その付き合いが深いっていうのも理由にあるけど(笑)、ホントみんな互いの性格をよく知っているよね。
interview 2
人×人の責任とパワーでつくる仕事
互いの職種はどんな存在ですか?
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渡邊
BP職はクライアントの話をよく聞き、何が一番クライアントにとってビジネスリターンが多い企画なのかを考えます。その選択肢として、テレビCMなのか、デジタルコミュニケーションなのか、イベントなのか。ほかにも選択肢は山ほどあるので、施策はどれがいいか、進行はどれがベストか、全てを自分で把握し、判断することは難しいんです。だからこそ、メディアプロデュース職の人やそれ以外の専門部署の人が的確な提案や、率先した進行をしてくれるとものすごく助かります。 -
山形
僕らは逆に、クライアントの顧客のインサイトまで把握することは難しい。だから局担として、1キー局との関係づくりに全力を尽くす。その関係値をもってBP職がクライアント1社1社に対して的確な判断ができればいいなと思っています。
それに、クライアントをよく理解しているエキスパートなBP職が1人でもいてくれると、僕たちは本当に仕事がしやすい。逆もしかりで、BP職の人がどんな施策を打てばいいか困っているときに、局との関係からこんなイベントやコンテンツがあると最適な提案を僕らからすることもあって。メディアの力を最大限に活かすのがメディアプロデュースの営業力だと思うな。
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渡邊
その考えを持ってくれているのは、BP職にとってはものすごく信頼できるしありがたい。こうしてちゃんと考えてくれてるからこそ、僕らもクライアントに良い提案をできる土壌をつくっておかないといけない。メディアプロデュース職やほかの部署の力をクライアントのビジネスに変換して交渉するのはBP職である僕たちの責任。つくづく人と人との関係で成り立つ仕事なんだなって思う。
おふたりは異なる「プロデュース職」ですが、互いの職種にどんな印象がありますか?
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山形
それでいうと、博報堂とか関係なく世の中全体でくくったら、BP職もメディアプロデュース職も同じ部類の人たちだよね。人と話すのが好きだったり好奇心旺盛な人がめちゃくちゃ多いイメージで。それぞれ多種多様な価値観や働き方、趣味を持つ人が多くてまったく飽きない。 -
渡邊
わかるなあ、たしかに飽きない(笑)。 -
山形
仕事でいえばBP職はチームで動くでしょ。チームをまとめるリーダーシップが多いイメージがあるけど、僕たちメディアプロデュース職は1人で突き進む力がある人、自分の裁量で物事を決めていく働き方をしたい人が多いと思う。 -
渡邊
その通りだけど、メディアプロデュース職も社内メンバーをはじめ、いろんなパートナーと組んで仕事をリードしていかないといけないのは同じ。独走というよりむしろ人を巻き込んで進むことが上手な人が多いんじゃないかなと思います。
interview 3
だれもが同じ目標に向かうパートナー
仕事の価値を高めていくために意識していることを教えてください。
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渡邊
僕は初任配属がメディアプロデュース職だったのですが、パートナー主義というフィロソフィーがあって、テレビ局でもデジタルプラットフォーマーでも、みんな味方同士なんだなと実感しました。同じ目標に向かってビジネスを拡大していくという感じで。その後BP職に異動して感じたのは、まずはクライアントの意向を上手に汲んで、何が課題で何が必要かを考えて、仕掛けるという考え方の人が多いなと。
いま博報堂は、広告業以外にも事業が拡大していて、幅広い領域に対応していく必要がある。そういう時こそ、クライアントと同じ目線に立ち、パートナーとして、同じ目標に向かっていけるかが大事。「これは良いことだからやっていきましょう」と熱意をもって伝えていければ、クライアントにも喜んでもらえるんじゃないかなと思っています。
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山形
僕も初任配属時のビジネスプロデュース職だったとき、「こんなことまでやるんだ」と思ったことがあった。最初はCMをつくる会社だと思って入ったから、クライアントのフィロソフィーまで一緒につくるのか、何でもやるんだなって。 -
渡邊
事業自体をどうしていくか、とかもね。そういうことを一緒に考えて、それが結果としてCMになることもあれば、インナー向け施策になることもあって、ありとあらゆる選択肢の中から解を出すことを模索しなければいけない時代になってきてはいるよね。 -
山形
クライアントに何かあったときに何でも相談してもらえるような存在が理想なのかもしれないね。最近だと「AIがもうわからなくて」といった悩みがあったんだけど、博報堂ならAI活用部門があって専門家がいるから「一緒にAIセミナーをやりましょう」ということが打診できる。なんでも言ってください、自分たちも何でも言えるような関係性を築いていきたいです。
interview 4
何者にでもなれるきみへ
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山形
僕は学生時代、スキーばかりやっていて就きたい仕事がはっきりしていなかったのですが、親せきから「広告会社に行ったら、いろいろな会社と付き合えるし、性格的にも合うぞ」と言われたんです。家族も親せきも広告会社勤務が多かったのもあり、受けてみることにしました。
今振り返ってみても、本当にこれをやりたいっていうのがなかったんですよね。だからこそ思うのが、何をやりたいかわからない人こそ、この会社を志望すべきだと思います。僕も何かをやりたいから入ったわけではなく、楽しく働ければいいと思って入社したので。博報堂は多種多様なクライアントと仕事ができる会社なので、入ってから担当したい業種を選ぶこともできる点も僕にとって良い点でした。就活はどれだけ自分を楽しめるかみたいなゲームだと思ってもいいし、行き当たりばったりでもいい。あまり深く考えすぎず、今を楽しむことに全力を注いでほしいです。
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渡邊
OB訪問を受ける立場になってから学生のみなさんによく言っているのは、縁がない企業はないし、ある企業はある、その縁って自分と企業の相性だったりタイミング、それから7割ぐらいが運だったりもするのではないかなと。これは僕が就活のときにしてきたことなんですけど、無理して自分をよく見せるよりは、自分がいま思っていることを率直に話すようにしてました。それこそまだ何者かわからないときに、自分の将来を頑張ってつくって規定するよりも、本当にやりたいこととか関心ごとを話したうえで、採用してもらえる企業に入った方がいいと思うんですよね。だから、あまり気負いせず、無理せず頑張ってほしいです。
最近読んだ岡本太郎さんの本に、「自分は絶対である」という言葉があって、すごく共感しました。会社や他人は絶対ではないけれど、自分と、自分が思っていることは絶対。だから、そこに従って自分を見失わずに生きたほうがいいと。迷っていても、今迷っている自分も絶対なんだと思えば、強く生きられるかなあ、って。どこに行っても大丈夫、行った道こそが絶対!
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