interview 1
幅広い選択肢があり、人も面白い
学生のときは、何をしていましたか?
-
河合
もともと理系で物理とか情報を学んでいて、データサイエンス系に興味があったので、大学院でもAIを専攻しました。結構、理系なことに目がないほうかと。平日とかも、プログラムを組んでいましたね。父がアメリカ人で、僕も Woldt Jonatan James(ウォルト・ジョナサン・ジェームス)という名前を持っているので、大学の同期から「ジェイ」と呼ばれていたんです。気に入ってるし、覚えやすいので、会社でもこう呼ばれています。 -
工藤
高校の3年間はカナダに留学していて、大学に入学してから組織経営に興味が湧いたので組織経営系のゼミに入りました。あとは「推し」がいるので、彼らの所属するレーベルでインターンしたり、居酒屋でアルバイトしたり。興味があることをどんどん突きつめて、「何者になれるか?」を模索しながら過ごしていました。 -
川上
小さい頃から小説が好きで、いろんなジャンルを読みました。太宰治が好きで、最初は小説家になりたいと思っていたんです。
高校生のときに「キャッチコピー」という存在、広告を知って。これなら仕事にできると思って文学部では言語学を専攻しました。趣味で小説を書いたり、服が好きなのでアクセサリーをつくって売ってみたり。楽しいこと、自分がやりたいと思うことは、とりあえずトライしてきました。
-
髙橋
私も好きなことを突きつめるタイプですね。かき氷が大好きだったので、大学時代はかき氷屋さんでアルバイトをしていました。そのお店には「削り師」がいて、アルバイトの人は氷を削れないんです。でも、それではつまらないので、営業時間外に練習をさせてもらい削り手としてデビューを果たしました。「好き」にとことん向き合った4年間ですね。
なぜ広告会社に入社しようと思ったのですか?
-
河合
総合商社も考えていたのですが、商社はプロジェクトが大きくて携わる期間も長いですが、広告会社はプロジェクトの規模もさまざまあり、 進め方も変わるし、アウトプットも違います。その幅広さが面白いなと。DX専門職種と迷ったのですが、人に関わって動かしていく仕事に魅力を感じて、直感で選びました。 -
工藤
冬インターンの「別解」の講義で、「スポットライトの当て方を変えたら、その商品がもっと魅力的に見える」と聞いて、こういう仕事がしたいと思いました。メーカーでは基本的に自社の製品を扱いますが、広告会社ならいろいろなクライアントの製品と向き合いながら仕事をすることができます。 ジェイと一緒で、興味があることをどんどん突きつめるべく、自分がわくわくすることを優先して直感的に決めました。
あと、博報堂は人事の人がとても親身で、面白い方が多くて。自分のこともさらけ出して話してくれるので、私も素の自分を出すことができたし、尊敬できる人が多いと思ったのもポイントでした。
-
川上
僕はコピーライターになるとかは夢の話だと思っていたから、戦略コンサルとかも受けていたんですが、やっぱりクリエイティブをやりたくて。夏に参加したインターンで、「こんなに楽しいことが仕事だったら!」と思ったんです。みんな好きなことを突きつめていて、興味が湧く人がいっぱいいた。同期とか社員の空気感も先輩後輩分け隔てなく自発的につながって協働していくのがサークルみたいで、 こんなふうに過ごせたら楽しいだろうなと思って決めました。 -
工藤
そうそう。全然、自分にはない発想を持っている人がいて、「そんな視点で考えるんだ」とか。 -
髙橋
私は「絶対、広告がやりたい!」とかではなかったけど、広告会社なら、いろいろな分野を突きつめることができるし、さまざまなクライアントに関われます。それに、私も入社の決め手は「人の良さ」。選考の過程でも、一人ひとりに寄り添ってくれて。志望動機や自己PRだけではなくて、自分の根底にある人間性を見てくれていると感じました。
interview 2
1年目でも企画が通るし、プロジェクトを任される
いま担当している仕事について教えてください。
-
河合
ビジネスプロデュース職(以下、BP職)で、損害保険会社系のチームに所属しています。クライアントの依頼内容を受けて、スケジュール通りに進行し、期待以上の価値を出すために、いろいろな人の協力を得ながら成功へとつなげていくのがミッションです。 -
工藤
ストラテジックプラニング職(以下、STP職)で、グローバルビジネスが専門領域。国内企業が海外へ進出する際や外資企業が日本に参入するときの戦略プラニングのアドバイスを行うのが業務内容です。クライアントも自動車関連、消費財、鉄道と多岐にわたっています。 -
川上
クリエイティブ局で、アクティベーションプラナーです。業務は案件ごとに幅広くて、コピーを考えたり、CMを考えたり、ミュージックビデオやWEBムービーを企画したり。いろいろな人と打ち合わせを繰り返して、アイデアを決めていく仕事です。配属後、トレーナーに「名前が武尊なのでタケと呼ばれることが多いです」と言ったら、「じゃ、たけるんるんかー」って言われて、その呼び方が定着しました(笑)。 -
髙橋
私は、AaaSアカウント推進部のメディアプラナーです。広告の出稿メディアや効率の良い出稿時期などを、データをもとに策定しています。AaaS(Advertising as a Service)というソリューションの導入を推進する部でもありますが、それに特化しているわけではなくて、メディアプラニング全般を担当しています。
入社後に、チャレンジしたことや任された仕事はありますか?
-
河合
配属からしばらくして、クライアントの過去の広告検証を任されました。STP職と話し合いながら提案書をまとめて、説明から請求まで、一人で担当しました。データ分析の可視化も手伝ったのですが、自分の得意分野の情報系で、少し貢献できたかなと思っています。 -
工藤
STP職はデスクトップリサーチが主な仕事ですが、配属から2カ月目くらいで、自動車メーカーのリサーチを任されました。先輩のアドバイスも受けながら、自分でどんな調査をするのかを決めて、調べるところから発表まで、やらせていただきました。でも、発表は、もうタジタジで(笑)。 -
川上
絶対、緊張するよね! -
工藤
内容は良かったけど、話し方とか、伝え方とか。「次回はこうしようね」と適切なフィードバックをいただいて。そのリサーチも継続なので、失敗を繰り返しながら、少しずつ進歩しています。 -
川上
1年目から企画を出せるし、良かったら実際のクライアント向けに提案してもらえます。考えた案は全部見てもらえるし、的確にアドバイスしてくれる。すでに参加したCMなど、いくつか世に出ています。でもこれらは先輩の企画だったので、自分の企画が採用されるように、社内外のコンペ含め、考える回数を増やしています。 -
髙橋
すごいね! 私の部署は基礎を重視していて、メディアプラニングやAaaSのソリューションについてまだまだ勉強中です。先輩で、番組とのタイアップでコンテンツをつくっている方がいるのですが、私もコンテンツが好きだし、そういうことにも挑戦していきたいと思っています。
interview 3
それぞれに適切な役割、居場所がある
入社してみてギャップはありましたか?
-
河合
想像していたのは、たけるんるんみたいな、クリエイティブのイメージだったけど、それぞれの役割があって。BP職はクライアントに、より大きな価値を提供できるように、細かいところまで抜け漏れなくしっかり対応することの大事さを認識しました。 -
工藤
改めて選択肢の多さを実感しています。CM制作がメインかなと思っていたんですが、ビジネスを実装したり、STP職だと調査の段階でワークショップをやったり。みなさん自分のやりたいことをやって、それを実現できる土壌がありますね。そこは良いギャップでした。 -
川上
クリエイティブはセンスの集まりだと思ってたんですが、もちろんセンスは大事だけど、「おもしろいって構造なんだ」とわかりました。センスだけなら、ムリかもでしたが、いろんな「おもしろいの構造」を組み合わせる技術なら、努力して身につけたいと思えるし、尊敬する先輩方に追いつきたいので、もっとがんばろうという気持ちになれます。 -
髙橋
私も、ギャップはありましたね。広告会社には漠然ときらきらしたイメージを抱いていましたが、意外と縁の下の力持ちだとわかりました。社内だけでも、デジタルや交通広告などそれぞれの掲出箇所に特化した専門部署があったり、 たくさんの人が関わっています。あとは、思ったよりもはるかにできることが幅広く、やりたいと思ったら結構なんでもできちゃう、というのもギャップとして感じました。
interview 4
仕事もプライベートも、深い話ができる唯一の存在
みなさんにとって、「同期」はどういう存在ですか?
-
河合
僕は積極的に話しかけられないタイプなのですが、同期はフランクに接してくれます。仕事でも「これは同期のこの人に聞いてみたい」と気軽に相談できます。100人を超す同期の強みもそれぞれなので、互いに助け合っていきたいですね。プライベートでいうと、同期で集まってポーカーをする会があるのですが、いろんな部署・職種の人と近況を話すことで別の視点から仕事への理解を深めることもできています。 -
川上
実は僕を含めて、同期3人で同じマンションに住んでいます。めっちゃ仲が良くて、気が合うし、何でも話せるありがたい存在です。クリエイティブの同期も仲良いですけど、コンペで同期が面白い案を出すと、めちゃくちゃ悔しいです。みんな良い仕事をしたいと思っているし、やる気があるから刺激をもらえます。 -
工藤
仕事もプライベートのことも、他の友達には話せない、深い話ができる唯一の関係です。「こういうところで行きづまってるんだよ」と相談したり、相談されたり。STP職にも賞があって、同期が取っていると「すごいな!」と思いつつ、私もがんばろうと思えます。 -
髙橋
私の部には同期が5人います。配属後の新人育成カリキュラムとして、「各自で商材を決め、そのメディアプラニングをする」という課題がありました。そういうときに、同期のアウトプットやプレゼンが上手いと刺激を受けますね。相談という意味では、「同期チャット」が活発です。「この商材を知っている人がいたらグッドボタンお願いします」とか「このツールを使える人がいたら教えてください!」と投げると、誰かしら反応してくれます。仕事仲間というだけでは形容しきれない、安心感のある存在です。
interview 5
何者にでもなれるきみへ
-
河合
私の場合は、「高い目標に向かって挑戦する人や組織を、同じ目線で応援したい」という価値観で、「今までになくワクワクしたもの」を世に出しながらキャリアを歩みたいと博報堂へ入社いたしました。どんな会社へいったってどんなこともできると思います。だからこそ、自分のやりたいことは何なのかを突き詰めて、働き方やその条件を問わず、熱量を注いでキラキラとした目で人生を送ってほしいと思います。 -
川上
僕は自分の武器がないことが不安でした。博報堂にはすごいもの思いつく人とか、すごいデザイン上手い人とかいるんだろうなと思っていましたし、実際にいました。 でも、誰もひとりで仕事してないです。自分を何者だと決めなくても、どんな人たちと、どんなことやってみたいに惹かれるかが大事だったんだなあと振り返って思います。みなさんが惹かれてしかたないことをしてほしいです! -
工藤
就活中は他の人の強みを見つけて、焦りを感じていました。社会人になっても模索途中で、「自分が何者」か、わかっていないです。みなさんも自分の好きなこと、やりたいことを、とりあえずやってみてればいいと思います。気負わず、楽しく就職活動をしてほしいです。 -
髙橋
就活をしていると、「ここで人生が決まる」と重く捉えてしまいがちですが、就活はスタート地点にすぎません。ポジティブに考えれば、今は何にでもなれる無敵な状態です。 そして私は、何をやるかも大切ですが、それ以上に誰と働くかが重要だと思っています。どの仕事も、結局は人とのつながりで成り立っているので。自分が何を大事にしたいかを考え、自然体でどんどん挑戦していってください!
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。