HAKUHODO HAKUHODO DY MEDIA PARTNERS RECRUIT

誰よりも人の気持ちを汲むことで

みんなの幸せをプロデュースする者

<写真左から順に>

山田 百花

ビジネスプロデュース職/ビジネスプロデューサー/2015年入社/東京都出身

谷本 佑斗

メディアプロデュース職/メディアアカウントディレクター/2015年入社/千葉県出身

interview 1

持ち味の違う職種の掛け算で仕事を生む

おふたりが担当している仕事について教えてください。

  • 山田

    山田

    私はいわゆる営業職に該当するビジネスプロデュース職(以下、BP職)で、主なクライアントは自動車メーカーです。クライアントからの相談に対して最適な答えを探すためにスタッフをアサインして、解決案を提案していくのが日々の業務ですね。

    具体的には、子育て世代の家族をターゲットにミニバンやSUVを購入していただくため、その魅力や価値を最大限に伝える方法を考えたり、どんなCMやWEB広告をつくったらいいのか考えたり。最近では若者世代に、自動車に興味を持ってもらうために新進気鋭のクリエイターとクルマのコラボ作品をつくるプロジェクトなど、車種の業務以外も担当しています。

  • 谷本

    谷本

    僕も入社当初は飲料メーカーをクライアントに、いまのももちゃんと同じようにBP職として仕事をしていました。2018年からは博報堂DYメディアパートナーズ(以下、MP)に出向して、メディアプロデュース職に就いています。現在はキー局の局担で、テレビ局との交渉や連絡の窓口として、複数のスポンサーを受けもっていますが、局担は広告会社の立場でありつつ、担当しているテレビ局の売り上げを最大化していくことも考えていかなくてはいけないポジションです。

    近年テレビ局では、広告収益に加えて、放送外収益をあげる領域に力を入れています。そのため、局担の業務領域も広がっていて、その取り組みにどうやって広告会社の価値を出しながら一緒にビジネスができるかを考えたりしています。

  • 山田

    山田

    メディアプロデュース職も変わってきていているイメージがあって、少し前に比べると最近はデジタルメディアの拡大もあって、研究者とか理系な人とか、何かしら専門性に長けた人も多い気がする。それに、若手でもしっかりしている印象だよね。
  • 谷本

    谷本

    両方の職種を経験した僕の印象では、BP職はクライアントに対してチーム全体で答えを見つけていく傾向が強い。一方でメディアプロデュース職は、例えば、局担は若手とか関係なく、テレビのプロとして、BP職からさまざまな質問をされるし、逆にテレビ局からは、広告会社としてクライアントの窓口として見られる。1つ1つの発言が自身の責任になるから1つの分野のプロとして成長が促されるんだと思う。

所属会社が異なるおふたりですが、仕事を一緒にすることはありますか?

  • 山田

    山田

    以前、動画配信サービスの広告の件で、一緒に仕事したことがあるよね?
  • 谷本

    谷本

    そのサービスが始まりたてで、スポンサーをどんどん開拓していかなきゃいけないときだったね。同期のももちゃんがBP職だったから声をかけたんだよね、どうにか提案できないだろうかって。
  • 山田

    山田

    佑斗とのことに限らず、そういう座組で仕事をすることはよくありますね。MP側が新しいメニューをつくったり、売りたい番組枠とか広告枠があるとき、メディアプロデュース職からBP職に連絡がくることは結構ある。
  • 谷本

    谷本

    メディアプロデュース職が直接クライアントに説明しに行くことは数少ないからね。基本的にBP職が窓口になっているので、一歩目は必ずBP職に声をかけるよね。
  • 山田

    山田

    例えば、私のクライアントである自動車メーカーに話をもっていきたい人がいたら、窓口である私を通さないと話が進まないんです。

    「こういうことをやってみたい」という話をもらい、それに対して「いまは提案するタイミングじゃないので、時期を見て話をもっていきましょう」とか、「いまの得意先の課題感に合っているから、うまくパッケージ化すれば提案できそう」とか。メディアプロデュース職からきた話をクライアントに提案すべきか精査するのがBP職の役目って感じだから、所属先は違っても関わりは深いと思います。

interview 2

最後にみんなが満足できる仕事をめざしたい

それぞれ「プロデュース職」という立場で、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの価値を最大化させるために意識していることは何でしょうか?

  • 山田

    山田

    BP職というのは仕事の真ん中にいるポジションなので、常に誰よりも考えていなければならないと思っています。私の場合、クライアントや商品のことはもちろん、社内のスタッフや、協力してくれる会社のこともしっかりと考え、信頼関係を築き、信頼を得られれば、自ずと仕事がスムーズに回っていくことを体験してきた9年間でした。

    私は最終的に「三方よし」の仕事をしたいというポリシーがあります。正直、どこかに対して強く出て結果を出すのは結構簡単なんですよ。でも、そのやり方だと誰かが何かしらつらかったりするわけで……。

    自分が常に考えて動き続け、クライアントが潜在的に望んでいることを先んじて理解できれば無茶な進行にはならないし、万が一なったとしても日ごろから信頼関係が築けていれば、「山田が言うんだったらしょうがないな」って、フラストレーションが比較的たまらずに済むんじゃないかと。仕事が終わったときにみんなが「良かったね」ってなるために誰よりも考えることを意識してます。

  • 谷本

    谷本

    最高だね! 自分が新入社員だったら、ももちゃんみたいなリーダーのもとで働きたいっす(笑)! メディアプロデュース職の立場からしても、こういう「三方よし」で考えてくれているなってことは、すぐにわかる。このBP職の人はクライアントの言っていることを、そのまま伝えているだけだな、とか。そうじゃなく、テレビ局や局担のことも考えて話をもってきてくれているのがわかると、その人のためにも、頑張ろうって気持ちになるので、こういうBP職が増えてくれるとうれしいです。
  • 山田

    山田

    まだ、全然できてないけど(笑)。ただ、「三方よし」できたらクライアントもうれしいし、世の中もうれしいし、社内での仲間たちもうれしい。そういう仕事ができた時が、超絶楽しいです。本当の意味での「三方よし」な仕事を増やしていきたいんですよね。
  • 谷本

    谷本

    僕の場合、局担というポジションからいうと、実際のところ博報堂のBP職のメディア担当と放送局の人が直接やりとりできないわけではないのですが、ただそうなると、お互い譲れない部分が出てきてしまって課題が解決しない状況も出てくるんですよね。

    局担が間に入る意味として、半分放送局、半分広告会社っていう立場で、それぞれの思いをくみ取りながらお互いが理解し合える言語に変換する役割は大きいと思います。地上波のテレビは影響力が大きいので、ルールとしてできないこともたくさんあります。その上でお互いの要望を出来る限り叶えて、ビジネスをしていくために、間に入って話を進めていくめちゃくちゃ重要なポジションだと思っています。

  • 山田

    山田

    メールの文章であっても、読み取り方によっては違う意味になりかねないしね。
  • 谷本

    谷本

    だから、伝書鳩みたいな仕事をしちゃいけないと思っていて。例えばBP職からの話をそのまま伝えるのでなく、この先起こりうることを想定して、どのタイミングでこの要素を伝えるべきかを考えています。もらった内容をまずは自分がしっかり納得したうえでテレビ局に話すことを意識しながら、業務に取り組むように心がけています。

interview 3

大切なのは、ありのままの自分で相手に向き合うこと

就職活動でのエピソードや入社理由をお聞かせください。

  • 谷本

    谷本

    広告会社に入るためには、何か特筆した能力がなきゃとか思ってたんだけど、僕はマジでなかったな……。
  • 山田

    山田

    ないない、私も! それに実は、最初はテレビ局志望だったんだよね。
  • 谷本

    谷本

    僕も!
  • 山田

    山田

    ただ、選考を通じて広告会社が自分に合ってるって感じがしてきて。広告会社は1を100にするというか、何かをもらってそれを最大化させる仕事。それまで自分の人生を振り返ってみると、何かしら課題をもらって、それを期待以上のものにして返していくことで、相手を喜ばせることのほうが好きだって気づいたのが志望を変える大きな動機になったかな。

    あと、実は諸事情から博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの面接をお断りする連絡を入れたんだけど、「ぜひ面接を受けていただきたいので、別日でリスケしますよ」って言っていただき、「いい会社!」って思って志望度が一気に上がりました(笑)。

  • 谷本

    谷本

    僕はとにかくテレビは好きだったけど、0から1を生み出すクリエイティビティはそこまで得意でないかもって、選考を通じて気づいたんですよね。その選考の過程で、自分の強みだと思ったのが、人と人の間に入って緩衝材になること。広告会社の方にOB訪問したときに、「いろいろな人を調整しながら仕事を進めていくことは簡単じゃないけど、その仕事が世に出たとき全部の苦労が消し飛ぶ」みたいな話を聞いて、自分の強みにぴったりだと思ってから、本気で広告会社をめざしました。

    そんな中で、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの人が、仕事が忙しいのにエントリーシートをチェックしてくれたり、とにかく面倒見が良くて。だから、僕もももちゃんと同じで、最後は会社の人柄の良さにひかれて入社した感じです。

interview 4

何者にでもなれるきみへ

  • 山田

    山田

    私たちもそうだったけど、大学生のうちから無理やり「何者」になる必要はないと思います。自分を誇張して何かをアピールするんじゃなく、ありのままの自分を見せてほしいですね。博報堂/博報堂DYメディアパートナーズには「何者」がいっぱいいますけど、その中に身を置いていれば、自然と「何者」になっていくと思うんで、いま、何もないくらいの方がちょうどいいのかもしれないですよ。
  • 谷本

    谷本

    この会社には本当にいろいろな人がいて、いろいろな職種があって、いろいろなクライアントの仕事があって。仕事を続けていくなかで、思わぬきっかけから自分の天職みたいな部署にめぐり合うこともあるかもしれない。とにかく幅広い仕事ができるのが博報堂/博報堂DYメディアパートナーズだと思うので、自分が「何者」でもないことをおそれず、頑張ってほしいです。

※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。