HAKUHODO HAKUHODO DY MEDIA PARTNERS RECRUIT

よそのルーツを博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに持ち込んでゼロイチを興す

よそ者

加藤 槙子

ビジネスディベロップメント職/ビジネスプロデューサー/2021年キャリア入社(2018年入社扱い)/埼玉県出身

  • 自己紹介/担当領域

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    みなさん、こんにちは。2021年入社、ビジネスディベロップメント職の加藤槙子です。入社後、ミライの事業室 Hakuhodo JV Studioにて、クライアントとの事業開発に取り組んでいます。

    新卒時は総合電機メーカーで家電の商品企画を2年経験し、2020年に当時は博報堂の社内ベンチャーだったSEEDATAに転職しました。その後、2021年にSEEDATAが博報堂ミライの事業室に吸収合併され現職に至ります。

    Hakuhodo JV Studioは、マーケティング・コミュニケーションのクライアントと、共同でヒト・モノ・カネを出し合って事業の開発・運営を行っています。私はヘアカラーメーカーのホーユーと博報堂が出資するジョイントベンチャー「irop(イロップ)」に出向し、ブランド立ち上げ、マーケティング企画などを行っています。

  • 仕事で大事にしていること

    クライアントに眠る技術から、新たな価値を生み出す

    私のミッションは、「製造業の技術を、形を変えて生活者に届けること」です。例えばiropは、「お気に入りの髪色が1週間もすれば落ちてしまう」という生活者の課題と、ホーユーの技術がマッチして生まれました。そんな自分の仕事で大切にしていることが2つあります。

    1つは、具体的であること。事業開発の現場では、予算と時間をかけて制作する広告業務とは対照的に、仮説を素早く形にして検証・改善していくことが求められます。また、まだ世の中にない体験を形にするには、社内外の人に自分たちのイメージを正確に伝えなければなりません。そのため、「企画書よりもプロトタイプを」「お金と時間をかけずに、まずは自分で形にする」という力が自然と鍛えられました。

    もう1つは、製造業と博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの間に立つことです。自分は良くも悪くも「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズらしくない人」だと思っています。広告の仕事は素人だけど、前職で経験した事業会社側の立場や、そこで働く人たちの想いは誰よりも具体的に想像ができる。これが自分が博報堂/博報堂DYメディアパートナーズにいる意味だと思っています。

  • やりがいを感じる瞬間

    意思決定の先で、生活者の反応を得たとき

    自分が決めたことが形になることです。

    事業開発職の面白さと辛さは、意思決定の量にあります。プロジェクトをどう進めていくかの舵取りはもちろん、限られた予算と時間のなかで何にどのくらいお金を使うのか、何種類もあるクリエイティブのどれを採用するのか、うまくいかないことがあったときにどう手を打つかなど、放っておけば事業が停滞してしまうので、1日に何回も物事を決めなければなりません。

    正解のない意思決定のプレッシャーは凄まじく、毎日のように逃げ出したくなります。それでも、自分が動かした施策の成果、生活者の反応などをすぐにダイレクトに感じることができる瞬間に、それまで感じた苦労が吹き飛びます。

    それから、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの事業開発には「たとえ失敗しても、何もしないよりずっと得るものがある」「絶対に守るべきルールだけは守って、あとは前へ進もう」という文化が根付いているので、勇気をもってチャレンジができています。

    私の知る限り、同年代でここまで意思決定に携わる職種は社内にないと思います。

  • 大事にしているアイテム

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    青いレザーの名刺入れ

    会社設立のお祝いに買ったグラデーションレザーの名刺入れです。12色の中から、自分の大切にしている色である青を選びました。

    以前は新卒入社時に間に合わせで買った黒の名刺入れを使っていましたが、「理想の髪色を、もっと当たり前にする。」というiropのミッションを実現する者として、まずは自分自身が一番好きな色をまとって人前に立とうという想いを込めています。

    ちなみに青色は、中学生の頃から15年間応援しているアイドルのメンバーカラーです。

  • 休日の過ごし方

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    半分は何もせず、半分はオタク活動

    iropの事業ローンチに向けて目まぐるしい平日を送っているので、月の休みの半分はあえて何もしない時間を過ごして回復に努めています。

    残りの半分はオタク活動に使っています。アイドルのコンサートや握手会、舞台観劇、プロ野球観戦など、都内から地方まで飛んでいきます。お金のかかる趣味を続けるためにも、今日も仕事を頑張れます。

何者遍歴

小学校時代

自由研究で番組ごとのCMの違いを調べる。
昔から社会科学やミクロな事象に興味があった。

大学1年生

広告会社の講演を聞いて、自分はゼロイチを生み出すクライアント側になりたいと気づく。

大学4年生

1年間のイギリス留学。保守的な行動が一変しフットワークが軽くなる。

大学4年生

新卒1年目

メーカーに入社。即、海外への新規参入の担当者になる。
スケジュール管理の徹底や、正解のないことを決める覚悟をここで教わる。

社会人3年目

学生時代にインターンをしていたSEEDATAに転職。

社会人5年目

iropのJV立ち上げと創業メンバーとしての参画を決める。

何者にでもなれる
きみへ

事業開発の仕事にもキャリア選択にも、残念ながら答えを出してくれる人はいません。私にとって卒業を延ばして留学を決めたのも、新卒から2年で転職をしたのも、一見すれば回り道になりかねない悩ましい選択でしたが、今は過去の分かれ道のすべてに感謝しています。

そして、ずっと自分を支えているのが「正解を選ぶよりも、選んだ道を正解にする」という考えです。みなさんの新卒の会社選びや第一志望の合否なんて、長い人生には大して影響がありません。私のように異業種の経験を経て博報堂/博報堂DYメディアパートナーズにいる人も大勢います。

今のあなたの目の前にある道を歩んで、今後もし一緒にお仕事をするご縁に巡り会えれば幸いです。

よそ者 加藤 槙子

よそ者

※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。