-
自己紹介/担当領域
みなさん、こんにちは。2008年入社、研究開発職の松井博代です。大学・大学院では心理学を専攻し、色と心理を研究していました。修士で学外に出る経験をしようと思いOG訪問をしたとき、先輩の「せっかくだったら研究が活きそうな会社がいいよね……、うーん、広告とか?」の一言で、1社だけ広告会社を受け、縁あって入社することになりました。心理学は「ヒト」をみる学問なので、生活者発想が私の嗜好と合っていたのだと後から感じます。
初任から15年間はストラテジックプラナーとして、WEB調査やインタビュー調査、ソーシャルリスニングなどを行い、たくさん生活者をみてきました。今は2回目の育休後、研究開発職として生活総合研究所に異動し、クライアントの業界に限らず、生活者を幅広くみる仕事になりました。生活者個人だけでなく、世の中や社会として現代や未来をどう見立てるか、という視点で今後も生活者発想を磨いていきたいと思っています。
-
仕事で大事にしていること
自分の興味をぶつけてみる
生活総合研究所では、年に1回「みらい博」という研究発表を行います。約1年でテーマを決め、文献の閲読や有識者ヒアリングで知識を深めたり、調査やインタビューで生活者のリアルを把握したり、そのテーマでの新たな発見を考えたりします。ある程度内容が固まったところで、書籍の執筆や講演のストーリー作成も進行します。全所員、客員・ゲスト研究員たちと一緒に研究しますが、中心メンバーの一人としてすべての行程に携わっています。
そんな中、私が大事にしているのは、「自分の興味をぶつけてみる」ことです。所員同士が異質であり、それらが合わさることで得られる新たなアイデアは貴重だと感じます。異動して1年弱ですが、少しでも所全体の刺激になればと思って、遠慮なく自分が好きなこと、これまで得てきたもの、関心事などを発信しています。
歴史のある研究所なので、これまで培われてきたものも多いですが、「これまでやったことがないことへの挑戦をどうやったら取り入れられるか?」も日々企てています。
-
やりがいを感じる瞬間
チームの一体感を感じ、成果が出せたとき
クライアント業務をやっていたときも、現在の研究も「チームが一体になって成果を出す」ことに仕事の面白さを感じます。みんなが同じ目的・目標を持った状態で力を出し合うのは、当たり前のように見えて、意外に難しいこともあります。
きちんとゴールが共有できている、メンバー内で信頼が築けている、メンバー同士が前向きに同じ熱量を持って取り組めている状態がピタッと合っているときにワークができると、難所も一緒に乗り越えていけるし、ある一つの区切りを迎えると大きな達成感が得られ、その瞬間がとても好きです。
現在の研究は1年ずつテーマが変わるので、より分かりやすい区切りがあり、紆余曲折もありますが、今後訪れるであろう達成の瞬間を思い浮かべて、ワクワクしながら進めています。
-
大事にしているアイテム
ピンクの文具
いつも持っているピンクの文具セットです。初対面の方からも「ピンクが好きなんですか?」と言われるくらい分かりやすいピンク好きで、持ち物は基本ピンクです。
好きな物に囲まれていると気分が上がるので、仕事中もピンクのものを活用しています。
-
休日の過ごし方
子どもとお出かけ
子どもが2人いるので、休日は子どもとベッタリです。子ども連れだとお出かけ先が限られる面もありますが、キャラクターのテーマパークなど、子どもがいないと行かなかったであろう場所に行くのも楽しいと感じます。元々旅行が大好きで、国内外よく行っていましたので、沖縄やハワイにも子どもを連れて行きました。
「自分のしたい」と「子どもの興味」をうまくつなげて楽しんでいます。
何者遍歴
高校生
知的障害者が冷たく接せられているの見て悲しくなり、そんな子どものケアができるようにとスクールカウンセラーを目指す。
大学生
カウンセラーになるための臨床心理よりもヒトの認知メカニズムを研究する実験心理に興味を持つ。
入社1~5年目
調査三昧。忙しいが結構楽しい。写真は部署の有志でフットサルをした際に先輩と。
入社6年目
調査でいろいろな女性を見てきたが、女性がもっと笑顔になる仕事がしたくて働く女性を研究するプロジェクトを立ち上げる(現キャリジョ研プラス)。
入社7~10年目
部署異動で、半分研究業務を行う。新しい調査手法を開発した時は大変だったが、卒論研究が活かされてうれしかった。
入社12年目
行動デザインを研究するプロジェクトに参加し、ヒトの欲求や衝動の研究をする。
現在
研究所に異動し、より広い視点での生活者研究に。何か新しい手法やアイデアを加えられないか模索中。
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。