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自己紹介/担当領域
みなさん、こんにちは。2012年入社、メディアプロデュース職の用丸紗希です。
初任配属では博報堂DYメディアパートナーズのテレビスポットビジネス局に配属され、放送局を3年半担当しました。テレビスポット広告枠のバイイングだけでなく、2年目には自主提案から自分が考えた企画でテレビ番組をつくる機会にも恵まれましたが、企画を形にするという夢を叶えたつもりが、当時の自分には制作進行もCMセールスのノウハウもなく、あまりの実力不足を痛感しほろ苦い経験に。
その経験を経て、第二配属では「制作進行能力をきちんと身に付けたい」「クライアントが出資したくなる企画とはどういうものか学びたい」と思い、博報堂のビジネスプロデュース職(以下、BP職)を希望。希望したBP職に異動し、化粧品会社を4年間担当させていただき、前半の約2年はテレビCMやグラフィックを中心としたプロモーションの制作に従事し、後半はクライアントの方針転換もあり、デジタルを基軸にしたコミュニケーション設計やイベントなどの制作業務を中心に担当していました。
その後第1子出産にあたり、約1年間産休・育休を経験。共働きワンオペ育児になることを前提に、仕事のスケジュールが比較的自身で組み立てやすいことと、媒体社と組んで企画提案に挑戦できる環境があった博報堂DYメディアパートナーズの新聞雑誌局アカウント推進部を希望して復職し、今に至ります。
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仕事で大事にしていること
私ならではの「付加価値」を生み出す
現在の仕事は、広告枠のバイイングだけでなく、新聞社・出版社が保有する多岐にわたるケイパビリティ(コンテンツ制作、イベント、文化・スポーツ事業、IP、キャスティング、読者組織など)を活用して、クライアント課題を解決するための企画立案や制作を担当しています。また、新聞・雑誌・WEBメディアの編集部のナレッジやクリエイティビティをアイデアの発火点にするソリューションチーム『MATCH』、グループ内の横断組織である『博報堂キャリジョ研プラス』、『博報堂こそだて家族研究所』にも参画しています。
BP職の時は、クライアントの担当商品を「いかに売るか」の視点が常に求められていましたが、現在の部署には、「女性の社会課題解決のために」や「子育て層の悩みを解決するためのソリューションづくり」などテーマ型の依頼も数多く入ってきます。ソーシャルな課題を取り扱う機会が増え、新しい発想の切り口が求められるのが非常に面白くやりがいがあります。
働くなかで大事にしていることは「自分が入っていることで、その仕事に付加価値を生み出すことができているか」です。自分が入ることで企画がよりターゲットに響く企画になるように小さなことでもアイデアを出したり、求められていることを咀嚼してスムーズな進行をしていけるよう心がけています。
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やりがいを感じる瞬間
関係者が一枚岩となり、世に出せたとき
一番やりがいを感じるのは、社内外問わず、一緒に仕事している人から「用丸がいてくれてよかった~」と言ってもらえることでしょうか。そう言ってくれる人のためにも、「できること全部がんばりたい!」「もっと貢献したい!」と純粋に思えて頑張れます(笑)。
振り返ってみると良き仕事だったと誇れる案件は、途中経過はだいたい本当に苦しくてつらく、とても大変な仕事であることが多いのですが(笑)、苦しくて大変ななかでも、関連する社内外すべての人が同じ方向を向いて一枚岩で進んでいるなと感じるときはとても高揚感を感じますし、世に出た瞬間の喜びもひとしおです。
自分にとって長期的に働き続けるモチベーションは「自分が関心あるテーマをもとに企画仕事をつくっていくこと」なので、クライアントのニーズを汲み取りながら、関心のあるテーマの企画仕事に昇華できたときには最高に嬉しいです。またそこまでの過程で、面白い仕事のタネがないか、担当するBP職のチームがいるフロアで雑談している時間が純粋に楽しくて好きです!ただの雑談で終わることも多いですが(笑)、雑談から本当に仕事につながることもよくあるのでそれはこの仕事の醍醐味だなと思います。
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大事にしているアイテム
ママチャリ(電動アシスト自転車)
私の相棒、ママチャリ(電動アシスト自転車)です。毎日の子どもの保育園への送り迎えはもちろん、土曜日は子どもの習いごとのはしごで1日累計15kmほど全力疾走、日曜日も広めの公園へ遊びに行くために全力疾走、ワーママ人生の思い出すべてがこのママチャリに詰まっているといっても過言ではありません!
いつか子どもが大きくなって手放すときがきたら、確実にセンチメンタルな気持ちになります(笑)。
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休日の過ごし方
恐竜博物館を巡る
4歳の息子が鉄道ブームのときは日本中の鉄道博物館を、恐竜ブームの今は日本中の恐竜博物館を一緒にかけ巡っています。先日はついに総本山(?)の福井県立恐竜博物館に行ってきました!大人もテンションが上がりました(笑)。
昨年のフリーバカンス制度では、息子が、生まれてはじめて喋った100語に「オオタニサン」が入るくらい大谷翔平選手が大好きなので、「大谷さんに会いたい」という息子の熱い思いにお応えして、ロサンゼルス・エンゼルスのスタジアムで2試合観戦してきました!
何者遍歴
高校生
吹奏楽部での活動がすべてだった高校生時代。チームで一つのものをつくり上げる、ゴールに向けてやり抜く楽しさを知った原体験。
大学生
台湾での建築設計ワークショップ、豪州のチョークアート第一人者のもとへ弟子入り、海外15カ国探訪、国内青春18きっぷ一人旅、吹奏楽サークル、テレビ局のお土産屋さんでのアルバイトなど、やりたいこと全部やるというタフネスさだけはあった……。同時に、幅広い興味を全部仕事に活かしていけるような働き方がしたいなと漠然と思う。
大学3〜4年生
「シャッター街をアートの力で再生する」という街おこしプロジェクトに参加。社会課題と何の関係もない「アート」というアイデアが、街が変わるきっかけになったのを見てものすごくワクワク。アイデアや企画の力で世の中の課題を解決する仕事をしたいと思う。
入社1年目
博報堂DYメディアパートナーズ・テレビスポットビジネス局配属。「企画の仕事がしたい!」と思って入社した自分にとっては正直想定外の配属。でも、他者との信頼関係構築、交渉力、数字管理など、社会人として大切なことを全部叩き込んでもらいました。
入社4年目
博報堂・BP職へ異動。あらゆる会議体の議事録制作、各所とのスケジュール調整、制作進行のエクセルスケジュールを引きまくるところからスタート。
入社7年目
初めてフロントで企画~実行まで任せられてやりがいを感じる。社会人になって初めて自信がつく。
入社8年目(育休・産休)
第1子出産。かわいすぎる我が子と尊すぎた時間。
入社9年目~
博報堂DYメディアパートナーズ・新聞雑誌局に復職。ビジネスタイムは全力で仕事、それ以外の時間は全力母さん!
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。