HAKUHODO RECRUIT

人の心を読み、社会の動きを読み、
時代の流れを読む。

読者

堀池 駿介

クリエイティブ職/コピーライター/2022年入社/京都府出身

  • 自己紹介/担当領域

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    みなさん、こんにちは。2022年入社、クリエイティブ職 コピーライターの堀池駿介です。本選考を通じて、総合職として入社しました。現在は10社程度のクライアントと向き合いながら、広告のキャッチコピー、商品のネーミング、企業のコンセプト開発など、さまざまな領域で言葉を軸に業務を行っています。

    何か創作活動をしていたわけでもなく、広告研究会に入っていたわけでもなく、広告に関するセミナーや講座に参加していたわけでもない。そんな広告とは遠い場所にいた学生だったので、入社当時は自分がコピーライターになると思っていませんでした。配属後しばらく「コピーってなんだ?」と思いながら過ごしていたのが懐かしいです。

    個人的な話をすると、一番大事にしている趣味は海外旅行で、入社してからだけでも10カ国に行きました。平日は見慣れた景色の中で過ごすことが多いので、当たり前の基準が違う場所に行くとワクワクします。

  • 仕事で大事にしていること

    ポジティブ

    クリエイティブチームの中で、コピーライターは航海士のような立ち位置だと思います。

    打ち合わせで最初に決まるのがコピー。だから、コピーを書くことは地図を描くようなもの。広告の目指す目的地を決める。チームが迷ったときに、進むべき方向を示す。目的地に向かうために、どんなデザインが、映像が、体験が必要かを明確にする。そんな役割が、コピーにはあると思っています。

    そのうえで、僕がコピーを書くときに大事にしているのは「ポジティブ」です。

    広告は時代を先取りするものです。まだ存在しない市場や習慣、価値観を、コミュニケーションの力で世の中に根付かせていきます。それはすごいことであると同時に、恐ろしいことでもあると感じます。

    だからこそ、チームの航海士であるコピーライターはポジティブな未来を語ることが大事だと思っています。そのコピーが、どんな地図で、どんな未来につながっているのか。常に想像しながら書くことを意識しています。

  • 仕事で苦しかったこと(失敗・挫折談)

    戦力となるために、孤独な時間を過ごした日々

    1年目の頃は、ずっと苦しかった記憶があります。自分のコピーが採用されず、打ち合わせのたびに心が折れていました。何よりもチームの戦力になれていないことが辛かったです。それでも、絶対に戦力になってやる! と思いながら、毎日コピーを書きました。本やネットで、過去のいろいろな広告を勉強しました。

    コピーライターになって衝撃的だったことは、コピーを書くときの孤独感です。誰かと一緒に書くことも、励まし合いながら書くこともない。机に向かって一人で黙々と書き続けます。悔しい気持ちを原動力に、一心不乱な時期でした。

    2年目の終盤にチームリーダーから電話がかかってきて「この案件が大変だから入ってほしい」と言われました。チームリーダーは覚えてないような些細な一言ですが、そのときに初めて育成のためではなく、戦力として案件に入れた気がしたことを今でも鮮明に覚えています。

  • やりがいを感じる瞬間

    多方面から、良いリアクションを受けたとき

    クリエイティブ職として働くなかでやりがいを感じる部分は、自分の仕事に対していろいろな人からリアクションをもらえることです。

    社内の打ち合わせで「そうそう! それが言いたかったんだよ!」となったとき。クライアントの担当者から「いいコピーですね!」と言われたとき。SNSの投稿で「この広告、めっちゃ共感した!」と書き込まれていたとき。

    良くも悪くも多方面からリアクションがある仕事なので、良いリアクションを受けたときが「頑張って良かった!」とやりがいを感じる瞬間です。

    目の前のクライアントから、顔の見えない生活者まで、多くの人の心に関わることができる点は、クリエイティブ職になる魅力の一つじゃないかなと思います。

  • 博報堂での一番の思い出

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    ACCヤングコンペで「グランプリ」を獲得

    ACCのヤングコンペでグランプリを獲ったことです。ACCという日本最大級の広告賞のヤング部門に、同期3人チームで挑戦しました。ぶつかり合いながらも、いいものをつくるために仲間と切磋琢磨した時間は、本当に楽しかったです。

    その年はラジオ部門でも2つの賞をいただき、合わせて3つのトロフィーを獲得しました。頑張っていることが、ちゃんと力になっていると実感できた思い出です。

  • ハマっていること

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    ランニング

    ランニングにハマっています。社会人になってからほとんど体を動かしていなかったのですが、同期に影響されて始めました。朝から晩まで考え続ける仕事なので、走っているときの頭が空っぽになる感覚が好きで続けています。

    最近はジムにも通い始め、「頭が疲れたら、体を動かす。」という習慣が定着しました。

何者遍歴

中学生

バスケットボール部に入部。試合に出れない悔しさをバネに練習に打ち込み、中学2年生で京都選抜、中学3年生でチームのキャプテンになる。

中学生

高校生

バスケットボール部のキャプテン、文化祭の実行委員長、体育祭の団長などさまざまな経験をする。 特に文化祭実行委員長のときに、みんなで一つのものをつくる楽しさと大変さを知る。

大学生

先輩に誘われて、大学1年生から音楽業界でアルバイトを始める。徹夜が当たり前の職場で、楽しく4年間働く。広告業界を目指すきっかけになる。

社会人1年目

コピーのコの字も分からない新人コピーライターとして必死な毎日。週末に同期と過ごす時間が支えになる。

社会人2年目

いくつかの広告賞を受賞して、頑張っていることが無駄じゃなかったと自信をつける。

社会人2年目

現在

まだまだ若手コピーライターとして修行中。

何者にでもなれる
きみへ

就職活動が始まると、5年後10年後の姿を想像するようになります。もちろんそれも大事なことですが、5年後の自分が何者で、何を考えているかは誰にもわかりません。昔はつまらないと思っていた映画で涙を流したり、昔は興味がなかったスポーツを好きになるように、物事の感じ方や捉え方は変わり続けます。

だからこそ、今楽しいと思うこと、今ハマっていること、今やってみたいことを信じて、まっすぐ突き進むことも大事にしてほしいと思います。今の好きが仕事につながる、それが博報堂だからです。

読者 堀池 駿介

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