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自己紹介/担当領域
みなさん、こんにちは。2018年入社、PR職の下萩千耀です。もともとは博報堂DYメディアパートナーズ入社で、雑誌の担当をさせてもらい、そこから異動して今は、PRプラナーという肩書きでいろいろな企画に携わらせてもらっています。
PRという領域が何なのか、とても狭くも語れるし、広くも語れて、いまだに自分でも空をつかむような感じではありますが、とても面白い領域です。ざっくりいうと、「仲間づくり」。どうしたらメディアが、社会が、近所の人が振り向いてくれるか、賛同してくれるか。そんなことを考えています。
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仕事で大事にしていること
すでに存在する「なにか」を考えること
PRの考え方で大事なことの一つは「ファクト」だと思っていて、人がハッとするような「事実」だったり、新しい世の中のうねりを象徴する「記号」だったり、空想のなにかではなくて、すでに存在している「なにか」を考えることを大事にしています。それがあるから、いろんな人が「いいね!」となったりするんじゃないのかなと。
だから、実はすごく地道なリサーチだったり、時に大きな視野で物事を捉えることが必要になるのですが、そういったことを積み重ねていって、みんなが「いいね!」と思えるなにかをつくれたり考えられたりすると、すごく気持ちいいです。
PRの役割は、プロジェクトやチームごとに変わるのですが、情報戦略を考えることに徹することもあれば、戦略から企画、制作まで担うこともあります。できるだけ自分で幅を決めず、PR発想というものを軸にして、もっともっといろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。
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仕事で苦しかったこと(失敗・挫折談)
とにかくやるしかない「はじめてづくし」の連続
小さな失敗は日々積み重ねていて、学びながら一歩一歩、という感じではありますが、記憶に残る苦しかったことでいうと、あるプロジェクトを一任されたときのことです。
初任配属の博報堂DYメディアパートナーズのときに、そのプロジェクトを立ち上げから実装まで任せてもらったのですが、普段の仕事では関わったことのないクラウドファンディングの立ち上げやリリース作成、プロジェクトマネジメントなど、ビジネスプロデューサーがほぼいないなかでの「はじめてづくし」は、なかなか苦しいものがありました。
どうやって乗り越えたかというと、本当にとにかくやってみるしかなくて、検索したり、人に聞いたりして、とにかく進めていました(笑)。それで解決できていたのかは謎ですが、困ったらすぐ相談できる上司もチームもいましたし、私だけじゃなくてみんなが「はじめてづくし」のなか、あーだこーだ言いながら進めるのは今思えばいい経験だったなあとも思います。
そういった「はじめてづくし」をしてみて改めて思うのは、レールに乗っかった企画は安心して進められるけど、面白くない。そのプロジェクトは「コロナ禍で財政難に陥った業界を元気にしよう!」という趣旨のものだったのですが、みんなが乗っかりたくなるテーマを引っ張り上げたり、企画をつくったり、そういった「はじめてづくし」を自分から仕掛けられる人になりたいと、今はすごく思います。
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やりがいを感じる瞬間
チームみんなの「いいね!」を受け取れたとき
自分が考えた言葉が、企画が、世の中に出たとき——、と言いたいものの、実際私が戦っている世界はそれよりももっと狭く、日々の仕事の打ち合わせのなかで、自分が考えていったことを、チームのみんなが「いいね!」と言ってくれることが仕事のモチベーションになっています。そういうときは、1日機嫌良くいられます。
あとは、「いいね!」となるものが、より大きくなると、もっともっと機嫌良くいられるんだなあと最近思います。企画はいろんな事情でボツになったりしますが、クライアントや社内など、みんなで目線を合わせられるようなコンセプトだったり言葉を自分でガチッと決められたとき、そこからどんどん企画がふくらんでいったり、いろんなプロフェッショナルたちが動き出す感じとか、すごく好きです。
そういう「真ん中」をつくれる人になりたいなあと思います。
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博報堂での一番の思い出
異動を前に多くの人が親身になってくれたこと
日々思い出更新中ということにしたいのですが、一つのターニングポイントになったということで、やっぱり異動のタイミングかなと思います。
希望してPRプラナーになったのですが、前部署の方やPRの方、いろんな先輩たちに相談していて、たった数年目のぺえぺえ(今もぺえぺえですが)のキャリア相談を親身に受けてくれる人がこんなにいるなんて、と感動しました。
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ハマっていること
おむすび
もともとはアンチ・米派で、コンビニで手にするのはサンドウィッチ、焼肉でも「お米はいらん!」というタイプだったのですが、社会人数年目にして、結局腹持ちがいいのはおむすびやんな……と見直しています。
世の中もおむすびブームで、外でおむすび(と味噌汁)を食するためだけに、2〜3時間並ぶなんてことも最近やってみました。本当にバカバカしいと思いながらも、無心でカウンターに並んでおむすびを食すという行為が、人間の(日本人の?)原点回帰の感覚が味わえて、好きです。
山に登るとき、山頂付近で食べるなら、サンドウィッチじゃなくておむすびを食べたくなるあの感じ。駅のホームで食べてもおいしいし(行儀悪い……)、どこで食べるのが一番おいしいんだろうと最近は考えています。
何者遍歴

中学
たった3駅分だが、電車に乗って学校に行くということを始める。
高校
一気に通学時間が30分程度から1時間30分に。部活に通学に塾に、とにかくいつも眠くて立ちながら電車で寝ていて、見知らぬおばあちゃんに心配されたりした。

大学
相変わらず1時間30分通学だが時間に余裕ができた! なぜか少林寺拳法部に入り、ギリギリを生き延びる日々。
入社1年目
博報堂DYメディアパートナーズ 雑誌局に配属。ちゃんと雑誌を読み始めたのはこの頃から。おしゃれな人いっぱい!
入社2-3年目
いろんな編集長に、社内メルマガを口実に取材させてもらう。雑誌編集者たちの知見をアイデアの発火点にする「MATCH」プロジェクトの立ち上げに携わらせてもらう。
入社4年目
異動のタイミングで希望してPR局へ。ワクワクドキドキ。でも空回り。
入社7年目
いまだに空回りは多いけど、PRの面白さがやっとわかってきた。頑張るぞー。
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