HAKUHODO RECRUIT

仲間、クライアント、各国の生活者、さまざまな想いに共感することが、
自分の原動力になっています。

共感者

佐藤 祥啓

ビジネスプロデュース職/ビジネスプロデューサー/2019年キャリア入社(2013年入社扱い)/神奈川県出身

  • 自己紹介/担当領域

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    みなさん、こんにちは。2019年入社、ビジネスプロデュース職(以下、BP職)の佐藤祥啓です。キャリア全体のスタートは2013年で、博報堂に入社しようと思ったのは、自身の“キャリア軸”である「日本の強みを世界に広げたい」と思ったからです。

    (かなり田舎の)アメリカの州立大学で4年間を過ごしたのですが、現地の友達がゲームや家電製品だったり、車だったりと日本のブランドを使用しているシーンを見たときに、1人の日本人としてすごく誇らしい気持ちになり、「これから海外に出る日本人にも同じような感情を持ってほしい」 と思ったことが、 このキャリア軸を持ったきっかけです。ちなみに、海外の大学に進学したのは、当時熱中していたバスケットを本場で挑戦してみたい(アスリートとして日の丸を背負いたい)、と思ったことが背景にありました。とはいえ、ビックリするくらい通用しませんでしたが……(笑)。

    前職の電機メーカーでは、海外向け家電の商品企画として6年間従事。博報堂入社後は消費財・化粧品メーカーを担当し、現在は日系クライアントの海外進出に向けて、マーケティングの戦略策定から、各国の施策検討サポートまで、幅広い領域を担当しています。

  • 仕事で大事にしていること

    心理的安全性を高めるスピード

    現在私はクライアントの海外事業(各国の海外拠点含む)のサポートや、中長期的な戦略策定に向けた業務をメインに行なっています。具体的には博報堂DYグループの海外拠点や、ストラテジックプラニング職・クリエイティブ職と連携しながら、クライアントの課題に合わせてチームアップして各種調査の実施や仮説の提言といった取り組みを行っています。

    そんななか、BP職である私の役割は、クライアントと社内のスペシャリスト(クリエイティブ職など)をつなぐための窓口となり、プロジェクトごとにチームビルディングをしながらアウトプットの質を高めていくことです。

    またBP職として、心理的安全性を高めるスピードが大事だと考えています。リモートでのコミュニケーションも多く、さまざまなバックグラウンドを持った仲間と働くなかで、ちょっとした報連相(ほうれんそう)や意見の積み重ねがアウトプットを強くすると思っています。なので、(敬意を持って)必要以上に 「ありがとう(ございます)」 を伝えることも意識しています。

  • 仕事で苦しかったこと(失敗・挫折談)

    仕事の“軸”が変わった転職直後

    一番苦しかったのは、転職直後の1年間でした。入社2〜3年目の若手もプロ意識を持ってどんどん活躍しているなか、当時社会人7年目だった私は一定の付加価値を出せるようになるまで、キャッチアップに時間がかかったのを強く覚えています。

    前職のメーカーでは商品企画周りの業務がメインだったので商品/事業軸で働いていましたが、転職してマーケティング/職能軸となり、全く違う筋肉が求められるというか、(人間力で勝負する側面が強まり、自分自身が商品のような状況なので)一つひとつの会話の言葉選びから意識しながら、優秀な後輩にまず追いつこうと必死に働いた記憶があります。

    辛い時期もありましたが、周りにいてくれた仲間がとにかく魅力的で、「このメンバーと一緒に成長し続けたい」という想いが、この期間の自分を支えてくれました。また、この経験があるから、似たような悩みがある仲間を支えたいという考えや人格につながったりしているとも思うので、今はポジティブに 「無駄な経験ってないものだ」 と思うようにしています。

  • やりがいを感じる瞬間

    使命感を感じるとき

    一番やりがいを感じるのは、“使命感を感じるとき”です。例えば、海外経験を活かした多国籍メンバーのチームビルディングや、悩んでいる後輩やキャリア入社の方に、自身の悩んでいたときを重ねながら共感したことがほどよい助けになったなど、「自分がやらなきゃ」と内発的なモチベーションから生まれた取り組みで何かしら成果が出たときに喜びを感じているなと思います。

    おそらく、転職直後になかなか付加価値を生めなかった時期が長かったので、過去に自分が経験した何かが今につながることにちょっとした “飢え”があったりするのかなと思いました。博報堂は、本当に粒違いというか、多種多様な仲間なので、その中で自分自身の色を見つけていくのはずっと苦労しているのですが、約6年が経った最近になってやっと輪郭がしっかりしてきたなと思います(笑)。

  • 博報堂での一番の思い出

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    博報堂バスケ部合宿

    会社のバスケ部に入っているのですが、1年前の秋に合宿が開催されて、新入社員からベテラン勢まで幅広いメンバーが箱根に集まってワイワイ運動不足を解消しました。

    中途で入社したこともあり、なかなか部門を超えたつながりとかがない自分だったので、こういったコミュニティで出会える仲間は本当に貴重ですし、最高の時間でした!

  • ハマっていること

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    カメラとボウリング

    特段詳しいとかではないのですが、カメラで友人の絵を撮るのが好きです! 何か催しものや、旅行といったときにカメラを持参して勝手に撮影をしています。

    また、住んでいるエリアの近くにボウリング場があることもあり、最近同僚と一緒にボウリングへ行くのにハマっています(100くらいのスコアですが 笑)。

何者遍歴

小学生

ただ身長が高めだったので、バスケ部に誘われる。

高校生

小学校時代からずっと熱中し、強豪校のバスケ部に入部。インターハイにも(スラムダンクの小暮君的な塩梅でしたが)出場し、もっと挑戦してみたいと火がつく。

大学生

思い切って、アメリカの4年生州立大学に入学。そこで自分は小暮君ではなく、(スラムダンクの)谷沢だったと気がつく。そこから、アスリートとしてではなく、サラリーマンとしてでも日の丸を背負うような経験ができないかと思い、日系企業で海外に関わる仕事がしたいと思い始める。

大学生

社会人1〜6年目(前職)

電気メーカーに6年間勤務(内、ブラジルで2年間半働く)。完成品ブランドに関わることの楽しさと、海外でのプレゼンス強化の難しさを痛感。
そこで、自分自身のマーケターとしての引き出しを増やすために、“商品/事業軸”ではなく、“マーケティングという職能軸” でキャリアを形成することへのモチベーションが高まる。

社会人7年目~現在

博報堂入社直後は同部門のデジタル専門チームに配属。必死にキャッチアップしながら、転職2年目にグローバルチームに異動し、現在にいたる。

何者にでもなれる
きみへ

“何者にもなれてしまう” ことが、もしかしたら選択肢を絞ることを少し難しくしてしまっているかもしれませんが、だからこそ選ばなかった道の多さとか、その悩んだ量が、最終的に選ぶことになった道を進む原動力にもなるかなと思います!

なので、どんな葛藤も、費やした時間も、絶対にいつかのどこかの自分の糧になると思うので、学生時代のラストスパート、思いっきり楽しんでいただければと思います!!

共感者 佐藤 祥啓

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