HAKUHODO RECRUIT

人と話し、考え、行動し、
三方良しの答えをめげずに探し続ける

探索者

藤巻 紗月

メディアプロデュース職/メディアプロデューススタッフ/2020年入社/東京都出身

  • 自己紹介/担当領域

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    みなさん、こんにちは。2020年入社、メディアプロデュース職の藤巻紗月です。私は中学生から10年間、フィンスイミングという競技の日本代表選手として活動していました。世界でメダルを獲ることを目標に、24時間365日フィンスイミングのことだけを考え、青春時代を捧げてきました。結果がすべての世界でしたので悔しい経験もたくさんありましたが、今思えば、すべての結果が今の自分につながっていて、時にはへこたれない心が必要となる社会人生活に活きているなと思っています。

    日本代表として、メディアに出演していた経験からメディアの影響力の大きさを感じ、メディアの力でコンテンツを成長させられるような仕事に携わりたいと思い、テレビ局や広告業を志望するようになりました。

    初任配属は、予想外な人事局労務部(※配属当時の名称。現在は人事室労務部)配属で、組合対応・DE&I推進など担当していました。今はテレビラジオビジネス局で、テレビの広告枠の仕入れや、テレビ局との企画開発、クライアントへの営業活動支援を行っています。希望だった、スポーツ番組の企画制作にも携われています。

  • 仕事で大事にしていること

    新たなテレビビジネスを生むための探究心と推進力

    テレビタイムの広告枠のバイイングが主軸の仕事ですが、それだけではなく、テレビ局が保有する多岐にわたるケイパビリティ(コンテンツ制作、イベント、文化・スポーツ事業、IP)を活用して、クライアント課題を解決するための企画立案・提案、実現に向けた各所の調整などを行っています。

    1人で複数クライアントを担当し、日々さまざまなニーズに対応していく必要があるため、担当するテレビ局への深い理解や、求められていることをスピーディに汲み取り、進行する柔軟性が求められる仕事です。

    生活者のメディア接触のあり方が日々変化していく今の時代に、テレビ局担当である私たちが大事にすべきこととは、テレビ局のパートナーとしてどうすればテレビの価値が今まで以上に最大化するのか、クライアントにとっても生活者にとってもより良い形になるかを考えながら、既存のビジネスフレームに捉われずに新しいビジネスの形を模索し、実現していく探求心と推進力だと思っています。簡単なことではありませんが、いろんな人と一緒に悩みながら、答えを見つけていくのは、非常に面白くやりがいがあります。

  • 仕事で苦しかったこと(失敗・挫折談)

    瞬発的な判断力・伝える力の未熟さを気づかされた

    テレビの放送は日々止まることなく流れていくので、クライアントからの要望をいただいた際、それを実現できるか否かはスピードとの勝負になることもあります。限られた時間の中で、多くの人と交渉しながら解決していくスキル、できること/できないことを適切にジャッジする経験値、それを伝わりやすい言葉で表現する説明力が求められます。

    しかし、私の未熟さで、相手に意図が伝わり切らず、結果的にチームの業務負荷を高めてしまうことがあり、日々反省の連続です。一つずつ経験を積みながら、早く一人前のメディアパーソンになって、多くの人に信頼してもらえるようになりたいと思っています。

    1人の力でできることは少ないですが、自分自身の動き方・交渉の仕方次第で良い方にも悪い方にも進む可能性があるという緊張感を日々持って、誠実に日々の仕事に向き合っていきたいです。

  • やりがいを感じる瞬間

    案件確定の瞬間と、広告の反響を感じとった瞬間

    すごく単純な答えになってしまいますが、テレビの仕事は扱う金額が大きいので緊張感がある分、提案していた案件が決まったときは、大きな達成感を感じます。勝負師的性分なため、自分にはすごく合っている仕事だなと思っています(提案のときから、どばどばアドレナリンが出ている感覚です 笑)。

    大きな宣伝予算を預けられた嬉しさと同時に、もちろん、大きな責任感も感じます。クライアントからいただいた予算を、無駄にすることなく、きちんと成果につなげることができるよう、各所丁寧に調整をしながら、障壁を乗り越え、実現まで並走していくときにやりがいを感じます。

    たいてい途中までは無事に終えられるのか不安で仕方ないのですが、無事にテレビで広告が流れ、その反響が感じられると本当に安心しますし、やりきったーーーと思います。

  • 博報堂での一番の思い出

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    先輩・同期・後輩たちと行くニセコスノボ合宿

    会社の先輩・同期・後輩たちと行くニセコスノボ合宿! 部署も全然違うメンバーですが、同じ趣味がきっかけでつながり、毎年冬になるといろんなところに滑りにいってます。なかでも、パウダースノーを堪能できるニセコは最高です。冬が近くなると、そわそわします。
  • ハマっていること

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    ペット

    ハマっているというより、もはや日常ですが、ペットたちとの戯れに毎日癒されてます。猫と猫と犬と暮らしていて、三匹それぞれとのコミュニケーションがとっても楽しいです。

    長男(猫)は賢く優しくて、次男(猫)はおっとりでちょっとおバカで、末っ子(犬)はわんぱくで甘えん坊。多頭飼い経験のある方には伝わると思うのですが、三匹それぞれ性格が全然違くて、タイプを攻略しながらコミュニケーションをとるのが面白いです。

    どんなに疲れていても家に帰ると毎日三匹が出迎えてくれるので、疲れも一瞬で吹き飛びます。私の元気の源です。

何者遍歴

幼少期

三人兄弟の末っ子で、のびのび育ちました。
姉兄の影響で、3歳から水泳をはじめて、物心がついた頃には選手コースで、毎日泳いでました。保育園児のときから、泣きながら、水を飲みながら、必死に食らいついて泳いでいたので、やたらとメンタルが強くなりました。

小学生

水泳を中心に、器械体操・書道・ピアノ・吹奏楽などいろんな習い事を経験しました。週7日習い事だったので、友達と遊べる時間が少なかったのですが、いろんなジャンルに興味を持てて、楽しめる性格は、このときに培った気がしています。

中学生

ドルフィンキックがとにかく得意で、競泳からフィンスイミングに転向。中学2年生の頃には日本代表になりました。フィンスイミングとの出会いが私の人生にとっての最大のターニングポイントです。

高校生

フィンスイミング日本代表としてメディアに出演するようになり、自分が活躍することでもっとスイミングを広めたい! という責任感が芽生え、日々競技力を磨いてました。テレビで取り上げられるたび、少しずつフィンスイミングを知ってくれる人が増えていって、メディアの影響力の大きさを感じました。このときの実体験がきっかけで、今メディアビジネスに携わっています。

大学生

競技者としては一番苦しい時期でしたが、大学のキャンパスでいろんなフィールドで頑張る人たちと出会い、競技者であり続ける以外にも道はいくらでもあると気づきました。「何者か」が一番わからなくなった時期でもありますが、何者でもないことを一番楽しめたのが大学時代だったように思います。

大学生

入社1年目

メディア・コンテンツに携わりたいと思い、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに入社しましたが、初任配属は人事局労務部という部署でした。予想外な配属でしたが、会社内のいろんな人と一緒に仕事をするなかで、気づけば人事の仕事もこの会社のことも大好きになってました(笑)。
社員と役員をつなぐ新しい会議体を模索したり、より働きやすくなるような制度を考え、つくったり、大尊敬する先輩たちのもと、たくさんの経験をさせてもらいました。

入社4年目〜現在

希望で、メディアプロデュース職に。はじめての現場業務に戸惑いもありましたが、部員・テレビ局のみなさんに育てていただきながら、なんとかやれています。自分でできる仕事の幅も増えてきて、念願だったスポーツコンテンツに携わる仕事もできています。競技者とは違う確度からスポーツに携われていることが嬉しいです。

何者にでもなれる
きみへ

「何が一番向いているか」とかは、わからないのが当然で、これからの長い人生をかけて見つけていけば大丈夫です。いろんな仕事を経験し、いろんな人と出会うなかで、ちょっとずつ自分に向いているものがわかってきて、何者かに変化していくのだと思います。

まずは、自分の好奇心の赴くままにいろんな業界・会社を見て、働く人の話を聞いて、ちょっとでも「楽しそう!」と思えたら、ぜひ挑戦してみてください! 挑戦してみる業界は必ずしも一貫性がなくてもいいと思います。いろんな可能性を探っているうちに、「ここで働いてみたいな」がきっと見つかると思います。

忙しい日々かと思いますが、たまにはテレビを見てみたり、リフレッシュしながら、無理はしすぎずに、頑張ってください。応援しています!

探索者 藤巻 紗月

探索者

※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。