Member
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ビジネスプロデュース職
渡辺 圭一
ビジネスプロデューサー
2019年キャリア入社(2005年入社扱い)
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ビジネスプロデュース職
大竹 崇弘
ビジネスプロデューサー
2013年入社
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クリエイティブ職
田中 裕二
CMプロデューサー
2010年入社
Interview 1
おもしろがることから
ビジネスが始まる
「完全メシ」プロジェクトのはじまりについて教えてください。
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大竹
新規事業に携わって良かったことは何ですか?
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大竹
ベンチャー企業の事業創造はあっても、ここまで大きな企業のプロジェクトに関われる経験はなかなかありません。数日で考えて提案して、ダメならそこで終わる。いわゆるアジャイルな事業ステップの繰り返しでいろんなことを鍛えられました。
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渡辺
構想してボツになった案もあったとか?
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大竹
はい。実現しない厳しさもあるけど、ときどき可能性が見えるからおもしろい。僕はミーハーで飽き性な“ザ・博報堂人”ですが、いまは飽きるヒマがないですね(笑)。
事業領域における博報堂らしさとは、どんなところだと思いますか?
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大竹
やはり生活者目線です。コンサル会社の場合、市場動向を踏まえてビジネスや売上戦略を考えますよね。でも物事は「おもしろい」と思ってもらえないと広がりません。僕らは「いかに生活者におもしろがってもらえるか」という視点で、まずは考えれることが強みだと思います。
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田中
広告のアイデア発想やクリエイティブの考え方はどこにでも応用できます。事業構想も、例えば、先輩たちがやってきた「テーマパークに何を置くか」「おまけに何をつけるか」というのと根本は同じ。アイデアの基礎があれば、誰でも新しいことはできると思います。
Interview 2
リスペクトがあるから
クリエイティブが磨かれる
「完全メシ」のTVCM制作でのエピソードをお聞かせください。
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大竹
2022年9月に1本目の「完全なる通販 篇」を公開したのですが、裕二さんには2本目の「完全なるバランス 篇」から入ってもらいました。
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田中
最初に話を聞いたとき、ジャンクだけど栄養バランスがとれている「完全メシ」には、世の中を変えるパワーがあると感じました。それだけに大変な仕事でもあるけど、新しい商品のブランドをイチからつくれるのはチャンスだと思ったんです。
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渡辺
クライアントはクリエイティブへのこだわりが強い会社なので、クラフト能力がありつつ、対応力がある人が求められていたんです。それで裕二さんがぴったりだった。
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田中
僕は難しい要望に応えるのが割と得意なので。でも、それだけだと足りない。クライアントの要望は100%受け入れつつ、想像を一歩超える新しい提案を持っていかないといけなかった。
日清食品は「おいしい、の その先へ。」というスローガンの通り、いい商品をつくるだけでなく、その先を大事にしている会社です。僕はそこをリスペクトしているから、難しいオーダーが来ても「やるしかない」って思えるんです。
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渡辺
四方八方から来るオーダーを全部とらえて、ちゃんと形に落とし込めるのが裕二さんのすごさ。今回もキャストはクライアントからこんな人はどうか?と言われて検討した方なんですよね。
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田中
はい。2本目のキャスト・木村佳代さんは一般の方だったので、映像としてどう強くするかが課題でした。一見普通に見える映像でも、実は、繰り返しが多かったり、15秒の多くを商品カットで構成したりと、通常のTVCMにはない構造になっているんですよ。
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大竹
よく見ると、カメラが必要以上に顔に寄っているんですよね。それがおもしろい。
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田中
おもしろくなかったら、生活者は振り向いてくれませんから。どんな条件があっても最終的におもしろくするのが博報堂の役目だと思っています。
Interview 3
何事も自分らしく
まずはやってみる
日清食品チームの特徴や、担当する楽しさをお聞かせください。
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渡辺
新卒からベテランまで幅広いですよ。変化が多いからにぎやかですね。
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大竹
クライアントも含めて、ワンチームという感じがあります。
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田中
クライアントは生活者をちゃんと見ていて、人の心を動かすことに真剣なんです。そういう誠実なところがいいなと思います。大変なこともあるけど、人のためになっているからやりがいがあります。
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渡辺
僕はスーパーに行くことが好きなんですけど、店頭で「完全メシ」を選んでいる方を見ると「あー、良かったな」って思います。
最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。
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大竹
うちの会社って社風が自由だし、縦横が超フラットでいい会社なんです。だから、気兼ねなくしゃべれる人と働きたいな。特にビジネスプロデュース職はチームで動くことが多いので、楽しいことも嫌なことも素直に話してほしいです。あとは、何事に対しても「まずはやってみる」という精神を持っている人に入ってもらえたらいいなと思います。
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渡辺
どんなことでも何かの力にはなるので、何事も前向きに取り組める人が博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに一番向いていると思います。
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田中
本当に個性を大事にする会社なので、ちゃんと自分らしさを見つけて人に伝えられる人が向いているし、会社に入っても活躍できると思います。
新規事業の計画段階でお声がけ頂き始まりました。僕は2020年頃から参加しています。