HAKUHODO RECRUIT

ソフィ さらけだ荘

ユニ・チャーム

Z世代の気持ちに寄り添い
生理に対する価値観を変える

生理用品ブランド「ソフィ」を手がけるユニ・チャームでは、生理に対する理解を深め、世の中の価値観を変えていこうと、2019年よりさまざまなプロジェクトを行なってきた。例えば、企業や自治体への初経準備セットの配布。生理に関する知識の定着のために尽力し、幅広い年代に対して生理ケアのより良い選択肢を発信し続けてきた。

そんなユニ・チャームが次に挑んだのがZ世代など若年層へのアプローチだ。博報堂では、若い女性たちを元気にし、前向きに日々を過ごしてもらうべく、クライアントとともにプロジェクトチームを結成。Z世代の生活にフィットしたプラットフォームを活用し、生理についてカジュアルに学べるコミュニティを開設した。企画にあたってはメンバーそれぞれが生理に対する自身の思いや経験をさらけ出し、意見を交わし合ってきた。企業の一方的な発信ではなく、当事者の声を丁寧に拾い上げ、共感したうえで、意見交換しあえる形にして届けることで、若年層の不安に寄り添えるお守りのようなコンテンツが完成した。

Z世代の気持ちに寄り添い
生理に対する価値観を変える

“正しい”知識を“ゆるく”発信
安心できるみんなの居場所

日本では、生理に対して話すことは依然としてタブーな傾向があり、誰かと会話することに抵抗を感じている人も多い。特に、今回のターゲットである若年層は、生理に関する話を聞いたり悩みを相談したりする場も多くなかった。そこで「ソフィ」は2023年4月にTikTokアカウント「ソフィ さらけだ荘」を開設。オリジナルのキャラクターが生理や性にまつわる話を対話型で繰り広げることで、構えることなく自然に知識のインプットができるコンテンツを生み出した。それだけではなく、企業とユーザーが交流し、ユーザー同士がお互いを理解し合えるような場を目指して、少しずつコミュニティとして成長させてきた。その裏には、コミュニケーションを活性化させるコンテンツづくりと、ユーザーに寄り添い、リアルな声を拾い上げるという丁寧な姿勢がある。

取り組みを始めてもうすぐ2年。さまざまな不安に寄り添ってきた「ソフィ さらけだ荘」は、たくさんの女性たちの心の拠りどころとして、3年目へと歩み続けている。

“正しい”知識を“ゆるく”発信
安心できるみんなの居場所



社会課題に向き合う者

生理について本音で話ができる同期の女性たちで結成された「ソフィチーム」。若いユーザーの気持ちに寄り添い、答えを教えるよりも悩みを受け入れるスタンスで10代の女の子たちと向き合ってきた。このチームの中に「もしも自分がいたら」なんて、ぜひ働く自分を想像しながら読んでみてください。

Member

  • クリエイティブ職

    横山 由季

    横山 由季

    アクティベーションプラナー、コピーライター

    2017年入社

  • クリエイティブ職

    冨田 佳菜子

    冨田 佳菜子

    CMプラナー

    2017年入社

  • ビジネスプロデュース職

    大槻 美奈実

    大槻 美奈実

    ビジネスプラナー

    2017年入社

  • ビジネスプロデュース職

    松本 真帆(産休中)

    松本 真帆(産休中)

    ビジネスプラナー

    2017年入社

Interview 1

「女の子の自己肯定感をあげたい」
その思いを形にするために

「ソフィ さらけだ荘」プロジェクトの始まりについて教えてください。

  • 冨田

    冨田

    もともと私と横山、今産休中の松本という同期入社の3人でユニ・チャームを担当していました。今回のプロジェクトは「若者向けに動画をつくりたい」という相談を受けて、一緒に企画を進めてきたものです。

  • 横山

    横山

    企画の背景には「Z世代はナプキンに対する興味関心が薄く、10代の学生などは自分で選ぶ経験が少ない」という課題がありました。ユニ・チャームではミレニアル世代向けの施策は行なっていましたが、もう少し若い層が自主的にナプキンを選べるようになってほしいという思いがあり、その接点を増やすために、Z世代をターゲットとすることにしました。

  • 冨田

    冨田

    SNSなどの意見を見て、Z世代は親しい人より他人の方がオープンに悩みを打ち明けられるのではないかと考えました 。それで、同世代のコミュニティをつくるにはTikTokというメディアが良さそうだという話になったんです。

  • 大槻

    大槻

    クライアントからは「日本の女性の自己肯定感の低さの要因の1つとして生理があるから、なんとか解決したい」という思いをお聞きしていました。解決のためには、生活に近い場所でユーザーに情報を届けることが大事だと思ったんです。

動画の内容はどのように決めましたか?

  • 横山

    横山

    TikTok内には生理にまつわるコンテンツは多くありますが、どれも一方的に教える側面が強いと思うんですよね。​

  • 冨田

    冨田

    私たちは一方的に情報発信と感じられるよりも誰かの会話を聞いているような、親しみを持てる感じにしたいと思っていました。初期段階では「本音をさらけ出せる場」ということで、銭湯で会話するアイデアもあったんです。

  • 横山

    横山

    当初は自分たちで声を吹き込む案もあったのですが、紆余曲折を経て自動音声になりました。自動音声を倍速にしたことで今っぽくゆるい雰囲気になり、結果的に良かったと思います。

センシティブなテーマですが、取り組みをするうえで意識していたことはありますか?

  • 横山

    横山

    まず「意図しない伝わり方をしないように」という意識は常に持っていました。制作段階ではクラウド上でクライアントと字コンテを共有し、随時チェックしてもらうようにしました。

  • 冨田

    冨田

    ただ、親近感を出したかったので、正解を教えるより、選択肢として「こういうのがあるよ」「こういう選択肢って知ってた?」みたいなスタンスを大事にしました。生理って人それぞれ違うので、解決法でなく「それでいいんだよ」っていうことを伝えたかったんです。

  • 大槻

    大槻

    チーム編成も商材の性質上、みんなが自分の経験談を話すことになるので本音をさらけだせるメンバーがよく、かつ心理的な安全性を担保する意味でも、普段から仲のいい同期メンバーがぴったりだったんです。

  • 冨田

    冨田

    生理を経験している人ということで自然に女性メンバーになりましたね。ただ、クライアントにはさまざまな世代の男性もいましたので、活発に意見交換をしました。俯瞰で見て、一歩引いた意見を出せるのは男性ならではですよね。ユーザーの中には初経前の方もいるので、経験者の立場から書いた企画を経験のない男性が見て「わかりにくい」と指摘してくれることもありました。企画会議では男女問わず、クライアントもオープンに話してくれますので、いい雰囲気で運営できています。

Interview 2

コミュニケーションを生む
コンテンツのつくり方​

企画を出すうえで、どのようにリサーチを進めましたか?

  • 冨田

    冨田

    まずはZ世代の1年間のスケジュールをつくりました。そして、時期ごとに「運動会のときに生理だと困るよね」「プールの授業のとき生理で休みづらいよね」「夏はムレが気になる……」みたいに細かく内容を考えていきました。また、生活者目線ということで、小学5年〜中学1年の女の子たちにも、日頃困っていることなどをヒアリングして反映しました。

  • 横山

    横山

    その後はクライアントとともに半日かけて各コンテンツのテーマ決めをして、字コンテ作成に入りました。字コンテは、役職関係なくみんなで書いています。なぜなら、生理って個人差がありますよね。PMSがひどい人もいれば、生理痛がないことを逆に不安に思う人もいます。なので、いろいろな人の意見が入るように意識しました。

  • 冨田

    冨田

    それから、月に1本はテーマを未定にしておいて、ユーザーのコメントをもとにその都度テーマを決めるということもしています。

  • 横山

    横山

    例えば、前月に出した動画のコメントをみんなで見て「もらった質問に答えるよ」って感じでアンサー動画をつくっています。以前、X(エックス)で「彼女がお泊まりの時にトイレで生理したんだけど」という男の子の書き込みが話題になったことがありました。これは、 生理の知識が足りないから出てしまった発言かもしれませんよね。 そういったその時期の生理にまつわる世の中の話題も動画に反映して発信することができています。

コメント欄ではユーザー同士で情報交換が行われていますね。

  • 冨田

    冨田

    はい。一方的な情報発信にならないよう、議論が起こるタイトルをつけたり、動画の最後を問いかけにするなどの意識をしています。「あなたは○○派?」とか「初めての生理の経験、覚えてる?」みたいに。

  • 横山

    横山

    例えば、ナプキンのゴミをどこに入れるかという話題についても、直接ゴミ箱に捨てる人もいれば、袋に包んでトイレの専用箱に入れる人もいます。なので、それをネタにしてストーリーをつくり、「みんなはどうやって捨ててる?」と問いかける動画をつくり、コメント欄での発話を促しました。

  • 大槻

    大槻

    コメントの中にはソフィ公式の立場から回答がしにくい内容もあるのですが、あるユーザーが質問したことに対し、別のユーザーが「私はこうしてる」ってアドバイスなどを共有してくれるんです。内容により、公式からの返信はどうしても時間がかかってしまうこともあるので、ユーザー同士で短時間の間でやりとりしてくださっているのを見ると嬉しいですね。

コンテンツに対する反響や手応えはありましたか?

  • 横山

    横山

    以前「ちょうど今日初めて生理がきました」というコメントをくれた方がいたのですが、それに対して「おめでとう」というコメントが連なっているのを見て、コミュニティとしてZ世代の居場所になってきているなと感じました。また、父子家庭の方で「友達にはどんどん生理が来ているけど、自分にも来たときに、お父さんにどう話したらいいかわからない」というお悩みコメントが書かれていました。そのコメントに対し、「自分がいいと思ったら相談してみるのもいいし、周りが来てるからといって焦る必要はないですよ」といったユーザー同士のアドバイスのコメントが集まっていました。そうやって相談できる場になっていると実感でき、嬉しかったです。

  • 冨田

    冨田

    クライアント企業を受けた就活生で、「さらけだ荘がきっかけで志望した」と言ってくれた方がいたそうです。まさに、TikTokという枠を超えて、Z世代とブランドとの接点をつくることができたんだと実感し、嬉しかったです。

  • 横山

    横山

    「ソフィ さらけだ荘」が「TikTok for Business Japan Awards 2024」を受賞した時、クライアントが「この企画は日本の女性たちの自己肯定感を高める力が絶対にある」とおっしゃっていました。はじまりは、TikTokという1つのメディアに特化した一企画ですが、そこからの広がりの可能性を強く感じています。

Interview 3

広告会社の立場から
社会問題に切り込んでいく

このプロジェクトにおいて、ご自身の経験で活かしていることや思いをお聞かせください。

  • 大槻

    大槻

    私は普段から趣味でSNSで話題になっている投稿 を追っているのですが、生理関連の話は結構話題になることが多いなと思っています。 なので、そういった内容を字コンテに反映しています。趣味が仕事に活きていますね(笑)

  • 冨田

    冨田

    私はもともと「世の中のタブーをなくしたい」という思いが強かったんです。女性の性をオープンにしようと社内チームで取り組んだこともありました。なので、この案件を通じて若い人たちが生理について話せる場をつくれていることが嬉しいです。

  • 横山

    横山

    私個人の思いとしては、この企画を広告の枠から出したいと思っています。 「さらけだ荘」という企画がつくっているコミュニティは広告の枠を超えて誰かの居場所やきっかけをつくれていて、それによって救われる人がいてくれることがとてもやりがいになっています。動画に出てくるキャラクターたちが、悩みをわかちあえるみんなの友達のような存在になってくれたらいいなと思います。

広告会社が社会課題にアプローチする醍醐味をお聞かせください。

  • 大槻

    大槻

    クライアントは自社ブランドを中心に本当に深く考えられていて。例えば、生理に関する啓発についてはとても詳しく、多くの情報を提供していただけます。逆に我々は第三者的視点で課題と向き合うことができるので、例えば、逆の考えで、生理に対する知識が少ない人もいるのでは、という気づきを伝えることができます。博報堂の強みである生活者発想で解決できることがたくさんあると思っています。

  • 冨田

    冨田

    社会課題解決のヒントを探している企業に対して、広告会社は「きっかけ」をつくってあげることができると思います。博報堂ならではの様々な手法を駆使して、様々な企業の社会課題解決プロジェクトに参加できるのもいいところ。マルチクライアントだからこそ、やりたいことを実現できる可能性があります。

最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。

  • 横山

    横山

    私が入社を迷っていた頃、人事の方から「博報堂の仕事は、あなたのこれまでの経験すべてが活きるよ」と言われたんです。広告会社は自分が人生で抱えてきた、世の中への想いを何らかの形にできるのが強いですよね。「こんな世界になったらいいな」「世の中の人が少しでも考えるきっかけをつくりたいな」という想いを仕事と結び付けられる機会があるんです。アスピレーション(内なる想い)が仕事につながる瞬間があるので、自分の想いや好きなことにまっすぐ、それを伝え続けることを大事にしてほしいと思います。

  • 大槻

    大槻

    この会社では基本的に、就活時や内定後に資格やスキルを一切求められません。仕事に必要なのは、いっぱい街に出る、好きなことをする、など。日々の経験や感じたことすべてが仕事のためのインプットになっているんですよね。好きなことをしていることで「あのアニメ好きだよね」「このアイドルのこと教えて」みたいに声をかけられて、仕事に活かせる会社です。「自分は何者でもない」と思っているのは自分だけ。みんなが何者かになれる会社だと思います。

  • 冨田

    冨田

    私は彫刻科出身だったので、入社から2、3年は同期の優秀さや自分の無力さに落ち込んでいました。でも自分の好きなことを言い続けていたら仕事につながっていったんです。最初は「自分には何もない」と思っていたけど、何もないところにも何か必ず出てくると思うので、それを楽しみにして過ごせるといいですね。TPOを考えつつ、バッグにぬいぐるみつけても怒られないし、髪も青くできるし、自由に働ける会社です!




仕事の流れ

  • 1

    プロジェクトの発足

    「若者向けに動画をつくりたい」というクライアントからの相談を受けて社内でチームを発足。

    参加メンバー

    ビジネスプロデュース職

    • 大槻 美奈実
    • 松本 真帆(産休中)

    クリエイティブ職

    • 横山 由季
    • 冨田 佳菜子

    これまでも、生理について話す番組「生理キャンプ」や、生理用品を紙袋に入れることってどうなの?と議論する「NoBagForMe」という活動を一緒にしてきた関係性もあり、「博報堂と一緒に生理の問題に取り組んでいきたい」と思ってもらたことが、とても嬉しかったです。

    冨田

    冨田

  • 2

    企画/アカウント開設

    SNSなどの意見を見て、Z世代は親しい人より他人の方がオープンに悩みを打ち明けられるのではないかと考えた 。 同世代のコミュニティをつくることを目的に、TikTokアカウント「ソフィ さらけだ荘」を開設。

    参加メンバー

    ビジネスプロデュース職

    • 大槻 美奈実
    • 松本 真帆(産休中)

    クリエイティブ職

    • 横山 由季
    • 冨田 佳菜子

    若い世代の中には、生理バレしたくない・・と思っている人も多く、なかなかオープンな会話ができていない現状があります。自分だけじゃないんだ!と思ってもらうためにも、顔が見えない人とゆるくつながれるTikTokという場で、コミュニティをつくることをまずゴールに据えたことが、効果的に働いたと思います。

    横山

    横山

  • 3

    動画制作

    情報発信をするよりも誰かの会話を聞いているような、親しみを持てるコンテンツを目指し制作。「意図しない伝わり方をしないように」という意識は常に持ち、クラウド上でクライアントと字コンテを共有し、活発に意見交換をしながら進行。

    参加メンバー

    ビジネスプロデュース職

    • 大槻 美奈実
    • 松本 真帆(産休中)

    クリエイティブ職

    • 横山 由季
    • 冨田 佳菜子

    導入部の雑談や生理に関するエピソードはチームメンバーの実体験や普段思っていることがほとんど。私達がまずさらけ出すことで、生活者のみなさんにもさらけ出してもらえる場になっていると思います。

    大槻

    大槻

  • 4

    3年目に向けて

    「日本の女性たちの自己肯定感を高める」ことを目標として、広告の枠を超えて誰かの居場所やきっかけをつくるコンテンツへ。

    参加メンバー

    ビジネスプロデュース職

    • 大槻 美奈実
    • 松本 真帆(産休中)

    クリエイティブ職

    • 横山 由季
    • 冨田 佳菜子

    引き続き「さらけだ荘」は、若い人たちが悩みをさらけ出せる場として盛り上げていきたいです。さらに「さらけだ荘」のキャラクターたちを生理のシンボルとして世に出していけたら、もっと世の中の人にとって生理が身近になるのでは、と考えています。

    冨田

    冨田

※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。

ビジネスプロデュース職

人や会社を繋ぎプロジェクトをデザインする、チームのリーダー。
社内外の最前線に立ち、クライアントの課題や社会課題を発見し、チームのリーダーとして、プロジェクトを推進・デザインする。クライアントの真の課題をパートナーとして共に見つけ出し、社内外のスペシャリストを編成したチームを作り、課題解決をリードする。仕事全体の設計やプロセス、収益管理など全てをデザインして、仕事が生まれるところから、仕事が世の中に出ていくところまで、一気通貫で推進していく。

ストラテジックプラニング職

調査や分析からマーケティング企画立案を担う戦略家。
市場調査や生活者の調査・分析を通じてクライアントのマーケティング課題を解決するための戦略を導き出すチームの頭脳。社内では「ストプラ」ないし「マーケ」とも呼ばれている。生活者の視点に立って、外側からクライアントや市場を分析することで世の中に響くコミュニケーション戦略を発見する。

クリエイティブ職

コミュニケーション領域の構想・発想・実装を担う戦術家。
クライアントの課題解決のために、生活者との様々な接点において、想いをカタチにして生活者の心を動かすアウトプットを設計する役割。クリエイティブ職の中にも、コピーライター、CMプラナー、デザイナー、アクティベーションプラナーなど領域ごとにさまざまなプロフェッショナルがいる。

PR職

社会の流れを読み、火種を作る仕掛け人。
パブリックリレーションズの観点から課題解決を行う専門職であり、情報戦略やコミュニケーション企画を設計し、実装までを担う。いつ、どんなメディアで、どんな取り上げられ方を狙うのか、世の中の反響から逆算して、情報編集をする火種作りを行う。社会のトレンドや潮流を洞察し、社会が受け取りやすい情報に変換して広げていく職種。

メディアプロデュース職

クライアントとメディアを繋ぎ、メディア価値の最大化を狙うプロデューサー。
広告メディア価値を高めるために媒体枠の仕入れや、媒体社との企画開発、クライアントへの営業活動支援を行う役割。メディア各社、クライアント、その他協力会社など、社内外の様々な人を巻き込み、「伝える」ためのプラットフォームであるメディア枠の仕入れを中心に、新たなメディア開発や、メディアを組み合わせる企画開発などを行う。

メディアプラニング職

調査や分析からメディア効果をデザインする戦略家。
メディア市場の動向や、広告効果のデータなどを駆使して調査・分析を行い、広告目標やスケジュール、予算といった、様々な条件がある中で、最高効率を目指し、適切なメディアの使い方を提案する役割。また、広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」を駆使することで、広告効果を具体的に可視化して検証する。

コンテンツプロデュース職

コンテンツに関する企画開発・実装まで担うプロデューサー。
主にスポーツやエンターテインメントといった分野のコンテンツにおいて、企画開発からプロモート、実装に至るまでに投資計画など収益管理まで総合的にプロデュースする役割。スポーツイベントの企画・実施や、キャラクター商品の開発、映画製作などを通じて誰もが日常で触れているコンテンツを縁の下で支えている。

ビジネスディベロップメント職

クライアントを問わずビジネス機会を創出するスペシャリスト。
専門性を武器に、特定のクライアント業務ではなく、様々なクライアントに効率的かつ効果的なビジネスのプロデュースを行う職種。博報堂の新たなビジネス機会や市場を発見することで会社の新たなソリューションとなる武器や商品開発を行い、クライアントへ貢献する。

研究開発職

各領域の戦略遂行に役立つ武器を開発するイノベーター。
数ある職種の中で唯一、「研究者」の肩書を持つ職種。世の中の真実を洞察するレポートや、マーケティングをサポートする分析ツールなど、「研究者」たちが発明した武器が博報堂をリードしていく。

マネジメントプロデュース職

全社における経営戦略のプラニングと実装を行うスペシャリスト。
人事や経理財務、法務、経営企画など特定領域の専門性を駆使して博報堂の経営戦略や経営資源、業務に関する、プラニングやプロデュースを行う役割。会社全体の大きな方針を決め、その方針を実装していけるように組織を作り上げる。ちなみに、新卒採用チームもマネジメントプロデュース職です。

データサイエンス領域

グローバル領域