小暮 菜月
クリエイティブ職
チーフアートディレクター・クリエイティブディレクター
2012年新卒入社(15年目)
埼玉県
自己紹介
大学3年のころ、大貫卓也さんの講義を受け、広告という世界を初めて知り、「広告というものは世の中にこんなに気持ちを届けることができるんだ」という衝撃と共に大貫さんが入社していたという博報堂という会社を初めて知りました。
思えば小学校、内気な私は絵を描くことで初めて友達を作ることができました。
その頃から気持ちは変わっていないと思います。
日々私の思う「こうあったらいいな」をチームとひとつずつ形にして世の中とコミュニケーションしています。
小暮 菜月
チーフアートディレクター・クリエイティブディレクター/2012年新卒入社(15年目)
Q1
仕事で「一番汗をかいたなあ」
と思った
エピソードは
なんですか?
毎回汗しかかいてないです。
お仕事をする度に予想していなかったところで汗ばかりかいています。
最近は今までやっていなかったことにチャレンジする「未知」への汗がすごく心地よいなと感じています。
知らないことを知ろうと動く前向きな気持ちが嬉しいです。
Q2
心を動かすために
大切にしていることを
教えてください。
素直でいること。
私がアートディレクターとして目指しているのは、単に広告やパッケージの見た目をきれいに整えることではありません。
商品やサービスが何を大切にし、どう人と関わるのか。まるでひとりの人格を考えるように存在のあり方から組み立て、人が触れたときにひとつの「世界」として感じられる状態をデザインすることが私の役割だと思っています。
日々の仕事で大事にしているのは、自分の美意識を押し付けるのではなく「その対象の中にしかない美を見つける」ことです。
きれいに整えすぎることで、もともとあった個性や熱量を消してしまうこともあるからです。
まだ形のない課題に対して、「どんな世界なら、人が関わりたくなるか」の根本から一緒に考える。
そんな存在として一番に相談されるアートディレクターでありたいです。
Q3
「広告会社のデザイナー」という仕事の魅力や可能性を教えてください。
仕事、デザインというものは、1人で完結しないもので、「人/社会と関わること」が一番の特徴だと思っています。
この会社や業界は本当に誰1人として似ていないし、面白い人しかいないです。
そんな人たちと関われて、みんなでひとつのことを作り上げることって本当に最高なんですよ。
Q4
「これもデザイナーの役割なんだ!」と驚いた体験を教えてください。
テーマパークの設計や体験デザインの仕事は、今までの自分の集大成であり、やりたかった拡張の事例だったのでとても嬉しかったです。
Q5
これからの広告会社のデザイナーに求められる
「人間にしかできない価値」は何だと思いますか?
今日、誰と何を話して、何を食べて、何を見て、どう思ったか。
「今」、「自分」が何を感じたか。その日々の積み重ねを、すぐに言葉にできなくても、それをしっかり感じて覚えておくこと。
そしていつかそれを言葉にして伝えることができるように努力し続けることなのかなと最近思っています。
Q6
実際に携わった事例
花王『THE ANSWER』
研究者、マーケター、クリエイティブが、商品開発の初期から同じ場で議論。花王が積み重ねてきた100年の研究をブランドの中心に据え、商品開発とコミュニケーションを並行して進めた。商品名、処方、パッケージ、広告が一貫した考えでつながるブランドを目指した。
入社前の遍歴
生い立ち
1989年、埼玉県深谷市に生まれる。
菜の花の季節に生まれたので「菜月」。
幼少期
目立ちたがり屋だけど1人遊びが好き。踊るのが好き。プリンセスが大好き。
小学生時代
絵を描くことと、演劇部が楽しかった。
バレエとピアノを6年間習った当時の自分に今も助けられている。
中学生時代
厨二病を発症し、毎日遅くまで起きてどうでもいい悩みごとで頭を埋め尽くしていた。
高校生時代
美術部に入ったがV系の話ばかりする周囲に馴染めず帰宅部化。特に何をしているわけでもなく友達と駄弁ってカラオケして時々映画館…。
毎日が楽しすぎて一瞬で過ぎ去る春だった。
高校3年、政治学に興味を持ち政治経済学部に進もうと思ったが、夏のはじめに小学校の卒業文集をたまたま読む。
「無事に美大に合格しましたか?」という文章で「私は美大に行きたかったのか」と気づき親にお願いして急遽進路変更。
大学生時代
友人と山のように積もった課題を消化する毎日。
大学は遊ぶもの、とのたまう一般大生を呪いながら過ごす。
大貫卓也さんという名の神に出会い「私の運命はこれだ」と2度目の路線変更(当時はアニメーションやイラストの学科をとっていた)。
採用審査で、作品群をプレゼンした時、当時の審査員だった師匠に「キモい」と引かれながらもどうにか内定。
入社してからの遍歴
入社1〜4年目
大師匠の小杉幸一さんのもとでみっちりデザインの道を学ぶ。
正直この4年間はオフィスにいる自分の記憶でほぼ埋まっている。
入社5〜10年目あたり
ADとして独り立ちして右往左往、とりあえずいただいた仕事を全力で受け、もらえてない仕事を乞い、得られなかった他人の成果を腐す日々。
当時の局長から「会社に生えているキノコ」と評される。変に力の入った不器用な日々。
同期と結婚して少し人間になる。
現在
仕事に対する体勢は変わらないが、自分への理解が深まり少しずつ生きやすくなっていく。
自分への理解は他人や社会への理解とも通じることに気づき、世の中や仕事に対しても素直な自然体でいられるようになってきた気がします。
ハマっていること
料理
まずは飲むお酒の種類を決めてから、それに合うこんだてを考えるのですが、 あーだこーだ言いながら2人でスーパーを物色する時間が至福です。