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チームにふわっとある課題感や
生活者にもやっとある思いを言葉でとらえる

ふわもや発掘者

吉岡 千滉

ストラテジックプラニング職/マーケティングプラナー/2017年入社/神奈川県出身

  • 自己紹介/担当領域

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    みなさん、こんにちは。2017年入社、ストラテジックプラニング職(以下、STP職)の吉岡千滉です。京都生まれ、アメリカ・横浜育ち、中学・高校は東京、大学は大阪……といろんな地を転々と見てきた生い立ちと、昔からごはんや服が好きだったことから、各地の生活文化とそれを伝え残す空間体験に興味を持ちました。これが広告業界を目指したきっかけであり、仕事やプライベート問わず抱いている情熱でもあります。

    入社後にこれを一言で「衣食住がやりたいです!」と言った結果、STP職に就くことができ、日本の飲料、食品、アパレル、航空などのマーケティング・コミュニケーション戦略立案や新商品・ブランド開発、ブランディングを担当させてもらいました。企業の思いがどうしたら生活者に伝わり、共感されるのかを考えて学んだ初任でした。

    そこから一転、グローバル領域でデジタルマーケティング案件を扱う部署へ。中国を筆頭にスマートフォンやオンラインを主体とした店舗体験が台頭し始めた頃で、私もたまたま上海に行って「空間体験はもうオフラインに閉じたものじゃない」とデジタルや海外の先進事例に興味をもった矢先での異動でした。

  • 仕事で大事にしていること

    国が違うからこそローカルの視点を入れる

    現在はインドネシア、マレーシア、台湾、タイの博報堂DYグループ組織と連携しながらデジタル・DX領域の案件開発と推進を支援するとともに、海外拠点のデジタル領域の対応力強化にも取り組んでいます。

    この領域はクライアント、博報堂DYグループ内外のさまざまな組織やパートナーが関わってくるため、お互い専門領域がバラバラだったり、組織文化が違うのはよくあること。特に日系企業は経営層・現場層で出身国や言語まで違うこともあり、はじめから全員が同じ明確なゴールイメージを抱くことがなかなか難しい面があります。そんな時、前部署でマーケティング戦略立案を担い、現部署はデジタル施策の実装プロセスまで担当するからこそ、ブランドマーケティングの視点からあるべき生活者体験を描いてチームで共有し、その実現手段として実装まで並走するのが自分の役割だと考えています。

    そして、その戦略を描く際、現地メンバーと相談しながらきちんと現地・現場の視点を入れることを大事にしています。生活実態やマーケティング用語も異なれば、実装までサポートしなければいけない中で、現地生活者を捉えて・チームに齟齬なく伝わって・実装まで見えてこないとチームを導ききれないからです。

  • やりがいを感じる瞬間

    生活者洞察と言語化が功を奏しチームが前進したとき

    自分の生活者洞察と言語化によってチームがまとまって前進できたな、と感じられたときにやりがいを感じます。日本国内を担当していたころは、生活者実態をあらゆる視点から洞察し、ブランドとの間に潜むギャップを見つけて言語化することが、課題の特定と戦略立案するための自分なりのアプローチでした。

    グローバルかつ英語でそれが通用するのかは不安でしたが、それでも生活者やユーザーの気持ちを考えて、ブランドの課題やあるべき姿を言語化するという作業は今も役に立ちますし、そうして出した自分の戦略が国や会社を超えてデジタルクリエイティブや開発チームの拠り所になったり、クライアント担当者が理解して信じられる指針になっているのを見ると、挑戦して良かったなと感じます。

    英語は日本語よりも曖昧さを許さない言語なので、今自分が思っていることを構造化できるまで考えるようになり、結果日本語のアウトプットも良くなった気がします。これは思わぬ収穫でした。

  • 大事にしているアイテム

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    正式登用祝いで購入した服

    正式登用祝いに自分で買った服です。学生のころに知って憧れたブランドは、なかなか買えるものではなかったのですが、「仕事頑張るぞ」という決意として思い切って買いました。6年経った今でも愛用していて、時には緊張するプレゼンのときに心の戦闘服としても着ます。

    買った当初は着こなせるか不安だったのもあり、人から「かわいいね」「似合うね」と言ってもらえると、当時描いていたなりたい自分に近づけた気がして自信にもなっています。あと普通に今見ても超かわいいのでお気に入りです(笑)。

  • 休日の過ごし方

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    海外旅行

    プライベートでも旅行で海外にしばしば行きます。旅先で買ったアイテムがたまってきて、最近は現地らしさを取り入れながら服を着るのも楽しむようになりました。昨年に香港で、好きな映画の舞台だからとチャイナドレスをカジュアルに合わせたときは、私しか着ていなくて驚きましたが(笑)。「ちょっと浮かれてるな?」と思う格好も観光客だからできるものと思いきって楽しんでます。

    新年のパリで、自分なりにアレンジして着物を着たときはマダムがわざわざ声をかけて褒めてくれて、美しいと感じたものを素直に讃える空気がこの都市の魅力だなと思いました。

何者遍歴

幼稚園

アメリカから日本に移住。暮らしも遊び方も善し悪しみたいなものもガラッと変わり幼心に衝撃を受ける。

大学4年生

スリランカでシェアハウスと地場産業巡り。文化と空間の関係が気になりだす。

大学4年生

入社1年目

STP職として第二プラニング局配属。自由闊達なまま周りにすくすく育ててもらう。

入社3年目

グローバル部署に異動。ビジネス英語や新しいデジタル領域に奮闘する。

現在

最近は国内とかグローバルとかあまり気にしていなくて、とにかくいろんな人と仕事がしたい。

何者にでもなれる
きみへ

就活に関わらず、やりたいと思っていること、漠然と興味あることでもいいので今からでも小さなことから取り組んでみて、足を動かして、いろんな人と関わって、自分の思うことを外に出してみてください。その積み重ねによって、何者であるかは後から付いてくると思います。

続けることは難しいし、私もあまり偉そうなことは言えたものじゃないので、かつて自分が博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの面接で知った、「好きなことを6年やれば君の武器になり、会社の資産になる」という言葉をおくります。

お互い頑張りましょう。

ふわもや発掘者 吉岡 千滉

ふわもや発掘者

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