社会課題に、
アンサーを。
ソフトバンク
社会課題への取り組みを
世の中に知ってほしい
グループ全社で取り組む
コーポレートコミュニケーション
同プロジェクトでは、ソフトバンクの資産を生かし、「テクノロジーは、幸せをつくれるか。」という問いに対するアンサーを紹介したり、新たなソリューションを開発したりしている。例えば、全国のソフトバンクショップで開催している「スマホ教室」の新メニューとして、防災に役立つスマホの活用法を学べる「スマホ教室 防災講座」を広げたり、日常のデジタルアクションを森づくりにつなげる「NatureBank」を展開したり、法人向けイベント「SoftBank World」をコンセプト開発をするなど、全社横断プロジェクトとして成長を遂げている。
圧倒的な社員の支持、統合報告書への掲載、CM注視度ランキング1位(日経クロストレンド)。これまでとは違う「ソフトバンクらしくない」コミュニケーションへの賞賛は、チームへの確かな手応えとなった。
ソフトバンクの社会課題への向き合い方を生活者に伝えようと、提案から実行まで汗をかき続けてきた博報堂の「ソフトバンクチーム」。未来を見据えたプロジェクトに取り組むこのチームの中に「もしも自分がいたら」なんて、働く自分を想像しながら読んでみてください。
Member
藤村 圭介
チーフビジネスプロデューサー
2015年キャリア入社(社会人年次18年目)
塩見 勝義
クリエイティブディレクター
2008年新卒入社(19年目)
冨田 佳菜子
CMプラナー
2017年新卒入社(10年目)
岡 亮平
ビジネスプロデューサー
2022年キャリア入社(社会人年次11年目)
Interview1
長年練り上げてきた構想が機を熟し
全社横断プロジェクトへ
—— はじめに、プロジェクトの内容について教えてください。
塩見
「社会課題に、アンサーを。」というスローガンを掲げ、社会課題解決に向けたソフトバンクの取り組みや想いを伝える一連の取り組みを行っています。おそらくソフトバンク史上初のコーポレートコミュニケーションとしてスタートしました。「テクノロジーは、幸せをつくれるか。」という問いに対するアンサーを出すため、まずはグループ企業の中から仲間を広げ、情報発信をしています。
冨田
始まりは自主提案だったんです。そのために1年ぐらい企画をブラッシュアップし続けていて。社内の担当役員に対してプレゼンしていたのですが、提案相手がCOOかつスケールの大きな企画だったので、社内の担当役員と議論を繰り返し、構想を練り続けていました。
藤村
そんな中で、人々の暮らしを支えるテクノロジーの真価が問われるような出来事が重なり、事態が動き出しました。それまで考えていた構想がぴったりはまりました。
—— はまったとはどういうことですか?
藤村
ソフトバンクって実はすごく世の中のための活動に尽力されているんです。地震や津波などの災害発生時に備えて、自治体と連携し「AI支援物資配送ドローン」の実証実験に取り組んだり、場所や経済状況に左右されず、全ての子どもたちが質の高いスポーツ指導を受けられる環境を目指して「AIスマートコーチ」というアプリを提供したり。でも社会課題に対する取り組みは世間には伝わっていなかったんです。それに対し、社内の方は悔しい思いをされてきました。そこで、社内の熱が高まっていたタイミングで、今回のプロジェクトを提案しました。まさに、これまでの蓄積と瞬発力の掛け合わせで実現した形でした。
Interview2
関係者全員の想いが乗る瞬間を
つくることこそ、やりがい
—— 一番汗をかいたのはどの部分ですか?
岡
関係する全員の想いを重ねることが、大変でありおもしろい部分でした。このプロジェクトでは、日頃対峙している部署以外にも、さまざまな部署の方の想いを汲み取る必要があります。さらに、CMにご出演いただいた福山雅治さんもソフトバンクや今回のプロジェクトに対して並々ならぬ想いをお持ちです。その意味で、コミュニケーションの量が非常に多かったです。
藤村
さまざまな部署との兼ね合いがあるので、どこに中心点を置くかが重要です。少しでも履き違えると「ブランドのためだけに事業をやっているのでは」と誤解を生んでしまう。「対ソフトバンク全社」と向き合う仕事であることを常に意識していました。
冨田
チームワークが崩れると成し遂げられないプロジェクトだと思います。私はCMプラナーですが、CMだけでなく、共創の企画やSNSの企画を考えるなど、業務が多岐にわたります。それが大変ではあるけど、やりがいでもあって。映像においては、普段の商品を目立たせるやり方とは違い、このプロジェクトにおいては見た人のイメージを変えないといけない。それがすごく難しく、汗をかいた部分です。
—— コミュニケーションをつくるうえで工夫していることはありますか?
塩見
クライアントへのインタビューを大切にしています。アンサーを届けるために、嘘があってはいけない。そのために、まず徹底的に「知る」ことからはじめます。これまで30人以上にお会いしました。ソフトバンクのみなさんは、お話を伺う方、一人ひとりに必ずアツい想いを感じます。その想いを受け止めてつくるアウトプットって、やっぱり真実味を帯びるんですよね。
冨田
いち生活者として、ソフトバンクに対してどう思っているかを意識しながら考えています。言い方ひとつとっても「企業の独りよがりになっていないか」「上から目線でないか」など気をつけますが、かといって、ただやさしく言うだけでは心に響かないですよね。ソフトバンクを卑下することなく、共感できる言葉を考えるというバランスに気をつけています。
Interview3
汗とアイデア力で
企業の魅力を引き出していく
—— SNSでも話題だった「AIましゃはる」誕生の裏側を教えてください。
冨田
これはめちゃくちゃ大変でした(笑)。AIましゃはるに行き着くまでに、何十個もキャラクターを考えました。
塩見
「ソフトバンクのAIは、社会課題解決の相棒」というコンセプトで、福山さんの相棒となるAIキャラクターをつくりました。福山さんにとってもご自身をAIキャラクターにするのは初めてのことでしたが、本当に真剣に向き合ってくださいました。キャラクターの話とは逸れますが、TVCMの音楽「家族になろうよ」もCMの内容に合わせて「歌詞はこっちの方がいいんじゃないか」と提案し、編集し直してくださったんですよ。
藤村
いちCM出演タレントではなく、プロジェクトパートナーとして、熱量を持って取り組んでくださっています。
—— 反響や成果について教えてください。
塩見
一番大きいと思ったのは、ソフトバンクの統合報告書にこのプロジェクトを紹介する1ページが加わったことです。これは、いち広告キャンペーンでは実現できないことです。
岡
クライアント社内からも、圧倒的な社員の支持を得ることができました。今まではソフトバンクのCMというと、コンシューマ部門のものがメインでしたが、このプロジェクトでは法人部門やテクノロジー部門の取り組みについても紹介しており、そのご担当の役員の方からも「ソフトバンクの本当のすごさはここなんですよ」とお話しされているのも聞きました。
冨田
私は、社内の後輩から「泣けました」って言ってもらえたことが印象的です。あとはSNSで「また、AIましゃはる見たい!」ってコメントを見たのもうれしかったです。
—— 今後の展望を教えてください。
塩見
「社会課題に、アンサーを。」プロジェクトは昨年、「AI=SoftBank」を訴求するために、社会課題を解決するAIをテーマに、AIましゃはるとともにコミュニケーションを開始しました。いま、ソフトバンクという企業は「AIカンパニーになる」という大きな流れに向かっています。ですから、そのど真ん中をつくれているのかなと思います。今後もっとスケールの大きな全社横断プロジェクトに発展すべく構想を続けています。
冨田
ちょうど今、今後の展望のインスピレーションをいただくために、役員はじめ各部門のリーダーの方々に聞いてまわっている最中です。博報堂から「これをやりませんか?」というより、みなさんの想いを聞いて、寄り添っている感じです。
藤村
経営陣の方々へのヒアリングも控えていますし、まさにソフトバンクのあり方を一緒につくっているところですね。
岡
日本がAIで世の中の不安を取り除き、より豊かな国になっていくための一助になるように、コミュニケーションだけでなく、アクションも含めたプロジェクトにしていきたいなと思っています。
—— 皆さんが考える、広告会社ないし博報堂ならではの仕事ややりがいは何だと思いますか?
冨田
自分の仕事のアウトプットを日常で見ると背筋が伸び、誇らしい気持ちになります。そこが広告会社の仕事の良さだと思っています。
藤村
パートナーをつなげることなのではないかと思います。コンサルとクライアントと並走するという仕事のスタイルは似ていますが、どことどこを掛け算して一緒にやるといった組み手のアイデアや、そこにさらに名前をつけるなど、そういったアイデアや設計は博報堂でしかできないと思います。
岡
キャリア入社で博報堂に入って、一番新鮮だったのが「別解」っていうキーワードです。商社もコンサルも答えを探す仕事に近いかと思うのですが、博報堂は前例のない解をも追求する。どんな方法も正解だし、僕らが出したものを信じて、答えにしていく仕事です。
塩見
広告会社らしさって圧倒的なポジティブさだと思っています。企業や商品を通じて、どうしたら生活者や社会がよりよくなるか「いいところ」を探す仕事なので、最終的なアイデアは必ずポジティブなものになる。それは、いち人間としてすごく健全な仕事だと思うんです。ポジティブなアイデアで社会課題を解決することに心も頭も体も全力を注げる。それが広告会社ならではの良さなのかなと思います。
—— 最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。
藤村
私自身が新卒で就職活動をしていた時は、仮説と検証ができる仕事をしたいと考えており、無形商材を扱う仕事を中心に企業を見ていました。その上で、博報堂は正解がない仕事だからこそ、仮説と検証のプロセスが無限にできる仕事で、知的好奇心が満たされる瞬間が多いです。
塩見
職種問わず、全博報堂人に求められるものはアイデアです。CMやグラフィック、アクティベーションなどの広告表現だけでなく、「どういう仕組みをつくれば継続できるだろう」とか、「誰に相談すればうまくつながるだろう」と考えるのもアイデア、だから、アイデアづくりをおもしろがれる人、アイデアの力を信じている人には、とっても向いている会社です。
冨田
どんな仕事でも大変だし、途中でくじけそうになることもありますが、やるなら「楽しい大変」がいいですよね。広告会社はその楽しさを見いだせる可能性がすごく高いと思います。「大変だけど楽しい」って社員が言っているのを、博報堂ではよく聞きます。なので、大変だけどやりがいのある仕事がやりたい人には向いていると思います。
岡
新卒では、旅行が好きだから旅行会社に入社しました。自分の好きなものを仕事にするのは良い経験だったと思っています。ただ、チームで一つのものを作ることが好きだと気付いて転職してきました。なので、広告が好きという理由だけでなく、チームで活動することが好きな人であれば博報堂は向いているかと思います。
仕事の流れ
プロジェクトにおける職種の相関図
ソフトバンク
ビジネスプロデュース職
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藤村
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岡
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ストラテジックプラニング職
クリエイティブ職
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塩見
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冨田
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PR職
メディアプロデュース職
コンテンツプロデュース職
メディアプラニング職
1
プロジェクトの構想
「世界に最も必要とされる会社」になるという社長の想いに対して、ソフトバンクの社会課題解決への取り組みが世に伝わっていないという課題意識のもと、コーポレートコミュニケーションの自主提案に向けて、少人数チームで約1年間企画をブラッシュアップし続けた。「いつか」を信じて企画内容に磨きをかけてきた。
参加メンバー
2
プロジェクトの発足
クライアント社内でも「ソフトバンクの取り組みをもっと知ってほしい」との気運が高まったタイミングで、急いで調査を行い、調査結果をもとに長年練り上げた構想を提案書に仕上げて提案。ソフトバンクのロゴ「=」の由来である「さまざまな課題に対して答えを導く企業」に着目し、「社会課題に、アンサーを。」というスローガンとともにプロジェクトがスタートした。
参加メンバー
ソフトバンクのロゴの由来である「さまざまな課題に対して答え(アンサー)を導く企業」というフレーズを見て、「ソフトバンクは社会課題にも答えを出し続ける企業である」と定義したんです。解釈不要な、骨太なスローガンが自然と決まりました。
塩見
3
プロジェクトの実施
各部署にヒアリングをし、それぞれの想いの中心点を見定めながら合意形成を重ね、「社会課題に、アンサーを。」のコミュニケーション施策を実施するのはもちろん、「スマホ教室防災講座」「NatureBank」「SoftBank World」など全社を横断した複数のプロジェクトを実施している。
参加メンバー
社会課題に取り組んでいる企業の紹介って、映像で見せることが多いですよね。けどそこに留まらず、共創の企画やSNSの企画を考えるなど、統合施策にできるのは広告会社ならではだし、クライアントもそれを期待してくれていると思います。
冨田
4
次の一手に向けて
プロジェクトは、社員からの圧倒的な支持など、確かな手応えを得て次のステップへ。現在はソフトバンクの経営層へのヒアリングを続けながら、AIカンパニーへの転換という大きな流れの中で、次の一手を思案中。「世界に最も必要とされる会社」というゴールに向かって歩み続けている。
参加メンバー
ソフトバンクが掲げる「世界に最も必要とされる会社」を目指して、というビジョン。その実現に向けて、私たちも全力で並走していきます。
岡
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。

準備段階は塩見さんと私と、ほんとに少人数だったんです。今となってはプロジェクトメンバーが50人を超えていて、2年前の構想を練っていた段階からは想像できないほど大きなプロジェクトになりました。
藤村